届いてからそこそこ使ったので、過去に使用していたアケコンと比較しながら良い点と悪い点、注意点などを書いていきます。
ちなみに元々はかの名機RAP2SAを使用していました。
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Qanba Obsidianの見た目とスペック・価格の感想
Obsidianの見た目
oh……cool……
シンプルで素敵ですね。
天板も広いので、ステッカーなり貼ればオリジナリティも出せそうです。
スペック
価格 | 2万5259円(税込) |
対応機種 | PlayStation®5 /PlayStation®4 / PlayStation®3 / PC |
ボタン | 三和電子 |
スティック | 三和電子(ボール部分がメタル) |
タッチパッド | PS4対応 |
接続 | USB |
大きさ / 重さ | 461 x 266 x 121 mm / 3Kg |
補足 | ケーブルの長さ:2.7 m / ケーブル収納口あり |
必要最低限はすべて揃っているという感じですね。
個人的に素晴らしいのはレバーとボタンが三和電子製であるということです。
両方とも三和電子製の現行アケコンってこれだけなんですよね。なぜか。
正直、いちいちカスタムして使うのは面倒なので、これが決め手だったといっても過言ではありませんね。
値段は大型アケコンの中では普通ぐらいでは無いでしょうか。
無論、小型やミドルスペックに比べると格段に高いですが、アケコンは過去に妥協して痛い目にあったので妥協しません。
参考までに同スペック帯アケコンの値段表を書いておきます。
Qanba Obsidian | 税込 24,800円 |
HORI ファイティングエッジ刃 | 税込 24,818円 |
Razer Panthera Evo | 税抜 27,800円 |
むしろ安いかも?
PS5に対応
Qanba ObsidianはPlayStationのオフィシャルライセンス品でPS5にも対応しています。
PS5に対応するPS4の周辺機器/アクセサリは?
ハンドル型コントローラーやアーケードコントローラー、フライトスティックなどの特殊な周辺機器は、オフィシャルライセンス品であればPS5タイトルをプレイする際、およびPS4タイトルを後方互換機能でプレイする際に使用することができます。
PlayStation.Blog公式ブログ
安心して使えますね。
Obsidianの良い点や使用感
私がObsidianを使っていて良いなと感じたのは以下の点です。
- ほどよい重さと大きさ
- 三和レバー・ボタンによる馴染み深い操作性
- プロの実績多数
詳しく見ていきましょう。
ほどよい重さと大きさ
絶妙という他ないですね。
アケコンって軽すぎても滑ってしまうから駄目なんです。
このObsidianは元々持っているRAP2より軽いのですが、滑り止めもあってちょうど良い重さになっています。
膝に乗せて使うのにも最適ですね。
また、大きさも重要で、肘や手首が乗らなければ無理な姿勢となり疲れてしまいます。
このObsidianは十二分な大きさを誇るのでその心配はありません。
分厚さもRAP2より薄いのが良いですね。
ここが太いと持ちづらいので。
三和レバー・ボタンによる馴染み深い操作性
ゲームセンターの筐体はだいたい三和製レバーとボタンが採用されています。
私のようなゲーセン族には三和製であることは大きなアドバンテージとなります。
現行アケコンはなぜかレバーかボタンがオリジナル仕様なものばかりなんですよねー。
カスタマイズ前提で買うっていうのも面倒じゃないですか?
めんどくさがりな私には、これが最大の決め手がこれでしたね。
配線がごちゃついているがカスタマイズ面では優秀
中の配線は多少ごちゃついています。
配線やボタンをカスタマイズしたいという方にはマイナスポイントかもしれません。
しかしながら、天板は公式で差し替え用のものが売っていますし、ビュウリックス配置からノアールに変更することなんかもできます。公式サポートページにPSD形式のカスタマイズ用テンプレートもあり、カスタマイズ面でも優秀です。
私はカスタマイズせずに使えるという点でObsidianを購入しましたが、カスタマイズしたいという方にもおすすめですね。
プロの実績多数
このQanba Obsidianを使用して大会で実績を出しているプロゲーマーの方が多数います。
つまり、このアケコンで勝ち上がっていくのに何も問題はないという何よりの証拠です。
スト5で頂点をとった「ときど」さんや、鉄拳5のプロも使用しており、幅広く確実な実績を残しています。
※ときどさんがQanbaと正式にスポンサー契約を結びました!(2019/6/6)
Obsidianの入力遅延について
分かりません。
かっこよくこれだけの遅延があるので、この入力は難しいですねみたいなこと言ってみたかったんですが、私の腕では正直まったく分かりませんでした。
PS4とPC両方で使用してみましたが、特に差は感じません。
Obsidianの悪い点
続いて悪い点です。
- スティックが冷たい
- ヘッドセットを付けると電力不足で接続が切れる
解決方法も載せているので詳しく見ていきましょう。
スティックが冷たい
スティックボールがメタルなせいで、めっちゃ冷たいです。
わりとマジに冷たいのでレバー交換したろかと思いました。
まぁ、使っていると温まるので許容範囲内ですが、冬は想像より冷たくてビビるので注意が必要です。
ヘッドセット・ヘッドホンを本体に直接繋ぐと音声途切れやすい
詳細は不明ですが、どうやら電力を多く使うヘッドセットやヘッドホンをObisidianに直接繋いだ場合、音声が途切れたり接続切れとなる場合があるようです。
対処として、ヘッドホンはUSB式の奴を使うか、USBコンバータを使用してPS4に直接挿すようにしましょう。
私は3.5mmプラグだったため、「セルフパワー式USBハブ」と「オーディオUSBコンバータ」を使用しました。
詳細は以下の記事をご覧ください。
>>PS4との接続切れも解決! セルフパワーUSBハブのおすすめ。解説付き!
PS4にデフォルトで付属しているヘッドセットでは大丈夫だったので、ヘッドセットによるところが大きいのかもしれません。
ちなみに、私が使用していたヘッドセットはゼンハイザーのGAMEONEです。
ビュウリックスとノアールの違いについて
アケコンのボタン配置には大きく分けて2種類あります。
「ビュウリックス」と「ノアール」ですね。
Obsidianはビュウリックス配置です。
これらはゲーセンの筐体名で、ビュウリックス筐体のボタン配置だからビュウリックス配置などと呼ばれています。
現在のゲームセンターではビュウリックスが主流ですが、鉄拳7なんかはノアールです。
公式ショップでノアール用天板が売っているので、それを使えば少しお金と手間はかかりますが魔改造することもできます。
配置によって操作の違和感にないのか
元々使っていたRAP2SAがノアール配置で、今回のオブシディアンがビュウリックス配置ですが、
あくまで個人的な感想ですが、全く違和感が無いです。
正直、アケコンについて調べていて初めて違いがあることを知ったぐらいです。
ただ、ノアールじゃないとどうしてもダメっていう人も結構見るのも確かなので、気になる方は電機屋やゲームセンターでちょっと触ってみると良いかもしれないですね。
Qanba Obsidianを購入するときの注意点
公式ショップのATTASA SHOPについて
Qanba製品はATTASAが公式サイトの他、楽天市場で通信販売を行っています。
よく売り切れになるうえに直輸入なので届くまでに2週間ほどかかります。
ご自身の環境に応じてお買い求めください。
PS4 Pro版では接続時にバグがある(修正済み)
追記-----------------------------------
※2019年6月現在修正されているようです。
現在出荷分は治っているはずですが、もし不具合が残っているようであれば、ファームアップデートを行えます。
ATTSA公式サポートページからファームウェアをダウンロードして適用してください。
追記ここまで----------------------------
その他のおすすめアケコン
私が店頭で触ったり、情報を集め、Obsidianと比べて良いなと思ったアケコンをご紹介します。
力を入れて本当にオススメなものだけを書いていたら長くなったので別ページに移しました。
是非こちらもご参考にしてください。
まとめ:Qanba Obsidianがオススメな人
- 三和製レバーとボタンを使いたい
- 自分でカスタマイズはしたくない
- 大きなアケコンを膝に乗せて使いたい
シンプルに使いやすい初心者向けな印象ですね。
逆に、カスタマイズをバリバリするぜって人には向いていません。
初心者向けの格闘ゲーム講座も書いているので、ぜひ合わせて見てみてくださいね。
>>初心者向け格闘ゲーム講座まとめ