今回はレバーを解体しながらパーツを交換していきます。
レバーは三和電子の静音新型可変スイッチレバーを採用。シャフトはThe Link EX Grooveを使っています。
シャフトを交換する場合はグリスを用意します。基本的にセイミツ製レバーならG-501、三和電子G40-100を使いましょう。
Contents
用意するもの
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- 六角レンチ
- 交換したいパーツ
- ペンチ
- グリス
プラスマイナスドライバーはアケコンからレバーを取り外すのに使用。六角レンチはたまに採用されているので確認しましょう。
ペンチはレバーのパーツを固定している部分を外したり取り付けたりするのに使います。
シャフトを交換する際はグリスを用意します。安いグリスを使う人も居ますが、グリスによってレバーの重さが明確に変わります。元々そのレバーで使われているグリスを使うことでレバーの使用感を変えずにシャフトの交換やメンテナンスが可能となります。
実際に取り付けていく
レバーの取り外し方や取り付け方はこちらの記事を参照してください。
まずはプラスチックのパーツを外します。4つの爪がついているので、指で2ヵ所ずつ押し込んでやれば外れます。
取り外したら、今度はプラスチックパーツの中央部分を押し込むことで外します。
外れましたね。
これがいわゆるレバーガイドと言われるものです。
あとは外した部分に取り付けたいガイドをつけて完成です。
次はレバーのシャフトを外していきます。
ここでバネ・パイプ・シャフトの交換が可能となります。
まずはシャフトとパーツを留めている金具を外します。
こいつが曲者で、ペンチで挟んでうまいこと外すか、マイナスドライバーを隙間に差し込んで外します。かなり固いのでパイプが多少傷つくのを避けられないかもしれませんが、特に機能に影響はありません。
また、金具を外したらパーツがバネによって勢いよく吹き飛ぶので注意してください。
金具を外すとこうなります。バネの上にパイプが乗っていて、レバーもするするっと抜けるはずです。
では、交換したいパイプやネジを代わりに乗せましょう。
パイプとネジはこれで交換完了です。
次はシャフトの交換です。
シャフトからボールを外して、交換したいシャフトを取り付けます。
取り付けたらシャフトの下半分、持つところ以外の金具に薄くグリスを塗っていきます。
ここは指で塗って伸ばして大丈夫です。塗りすぎないように満遍なく塗るだけで十分です。
取り付けたら今度は最初に外した金具を取り付けます。
まずはパーツをぐっと指で押さえて、そこに金具を取り付けます。
こんな感じで仮止めの形にします。
素手でやるのはさすがに難しいのでペンチで挟みましょう。
パチンとはめ込めば完成です。