アケコンを実際にあけて、ボタンとレバーを交換していきます。
今回は「Qanba Titan」を使用していますが、この作業自体はすべてのアケコンで共通です。
私はパーツはATTASAや千石電商で購入することが多いです。
レバーのシャフトやネジを交換する場合はこちらの記事を参考にしてください。
用意するもの
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- ペンチ
- 六角レンチ
- 外したネジを置いておく皿
- 写真を撮るためのスマホかカメラ
この中で必須は2種類のドライバーです。
プラスドライバーはアケコンを開けたり、レバーをアケコンから外すのに使います。マイナスドライバーはレバーからボールを外すのに使います。
ネジ用の受け皿は必ず用意しましょう。驚くほど簡単にどこかに行きますし、無くなったら終わりです。
ペンチはアケコンのボタンからファストン端子と言われる線を引き抜いたり、差し込むのに使います。これは配線に余裕があるアケコンならば素手で問題ありません。線が千切れる心配や、配線に余裕がなくて指では困難なときはペンチで端子を掴んで作業を行いましょう。
六角レンチはこの中では一番特殊です。稀にレバーをアケコンに固定するために六角レンチが使用されている場合があります。
アケコンを開けたら必ず中身を撮影しておきます。
レバーがどちらの向きだったか、レバーの配線はどれだったかなど、絶対に分からなくなるので先に正解を撮影しておけば安心です。
アケコンを開ける
まずはアケコンを開けましょう。
だいたい裏側にネジ穴があるはずです。
ものによっては保護シールで塞がれているので躊躇なく剥がしてください。当然ですが、アケコンを開けるとサポート外になってしまうことがほとんどなので自己判断で。
ネジをすべて外したらカパッと開きます。
上下で線が繋がってる場合があるので慎重に開けましょう。
この時点で配線やレバーの取り付け向きが分かるように写真を撮ることをおすすめします。
アケコンのボタンを交換する
実際にボタンを交換していきます。
通常、アケコンのボタンにはファストン端子というケーブルが2本ずつついています。
これを引き抜きます。一番端っこのゴム部分と金属部分を同時に掴んで引き抜きます。ケーブル部分を持つのは断線の恐れがあるのでやめておきましょう。
素手でも構いませんし、指を入れづらかったり難しいようであればペンチで挟んで引き抜きます。力を入れすぎて潰さないように。
ちなみに、2本の線は通電さえすれば良いので向きは関係ありません。
ファストン端子を外したらボタンをアケコンから外します。
ボタンにははめ込み式とネジ式というものがあり、だいたいはめ込み式です。
上記の画像ははめ込み式ボタンになっており、ボタンの左右に押し込むことができる爪がついています。
これを指でつまんで押しながら、内側から天板方向に向かって押し込みましょう。かぽっと抜けるはずです。
同様に、交換したいボタンを天板側から押し込む形ではめ込みます。
そして外したファストン端子を繋げればボタンの交換完了です。
アケコンのレバーを交換する
次はレバーを交換していきます。
この段階で写真を撮っておきましょう。レバーがどの向きで固定されていたか絶対に分からなくなるためです。
レバーはアケコンに固定されており、さらに端子で基盤と繋がっています。
なので、まずは画像青枠の端子を引き抜きましょう。
よっぽどのことが無ければ素手で抜けるはずです。
次は台座から取り外すためにネジを外しましょう。アケコンによってはプラスネジではなく六角式の場合があります。
という訳で外れました。
今度は逆の手順で交換したいレバーを取り付けていきます。
完成です。
めちゃくちゃ簡単な作業でしたね。
ちなみにレバーボールだけ交換したい場合はマイナスドライバーで中央部分を固定し、ボールをねじるだけです。
完成
そんなこんなで完成です。
簡単でしたね。お疲れさまでした。
自分自身のマイアケコンはやはりテンションが上がります。