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『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』体験版レビュー 既プレイ者には最高のリメイクだが、未プレイ者には配慮されていないかも【評価・感想】

2020年3月20日

こんにちは。マスティ(@masty_cafe)です。

急遽、4月24日発売予定の『聖剣伝説3リメイク』の体験版が配信されましたね。

こちとら仁王2もまだキャラメイクだというのに大忙しです。が、やはり気になるのでプレイしてみることにしました。

個人的にかなり良かったので、さくっとどんなもんかレビューを残しておきますね。

>>旧作スーファミ版「聖剣伝説3」のレビューはこちら

3Dに生まれ変わった聖剣伝説3は懐かしくも新鮮

本作はリメイクとしてとても素晴らしい出来になっていますね。

その理由を1つずつ紹介していこうと思います。

音楽は涙腺に来る

聖剣伝説3 TRIALS of MANA 体験版のプロローグ

まずは音楽、これが本当に良い。

開幕オープニング画面で既に涙目状態です(最近OPで泣いてばかりだな……)。

聖剣伝説の音楽はどれもこれも特徴的で素晴らしい名曲のオンパレードで、聖剣伝説の人気を支えた大きな要因の1つであることは間違いありません。

そんな音楽達はどれもこれも、当時の曲調をとても大事に扱ってスケールアップされています。

聖剣伝説2のリメイク時は大きなアレンジで賛否両論があったので、これは大変うれしいポイントですね。

グラフィックはこんなもので良いかな。いや、むしろこれが良い

聖剣伝説3 TRIALS of MANA 体験版のキャラ選択とリース

グラフィックは正直、手放しに褒められる出来ではありません。

天下のスクエニですし、直近でFF7REのように凄いリメイク例がありますしね。

とはいえ、とはいえですよ。聖剣シリーズって残念ながらかなり息絶え絶えなシリーズなんです。

そんな中、ここまでの完成度で仕上げてくれたことは正直感謝ですね。

普通に見るには申し分ないぐらいキレイですし、細かいモブキャラだけでなく、回想シーンまでしっかりと描画してくれています。

聖剣伝説3 TRIALS of MANA 体験版の港の町

思い出深いあの町も、3Dで完全に再現されている

街やフィールド、ダンジョンなどの地形もスーファミ当時のそのままです。

それをこれだけ上手く、立体的に3D化してくれているのは素晴らしいとしか言いようがありません。

キャラクターの動きや表情が若干かたい部分などはありますが、クラスチェンジや武器もちゃんと固有のものにしてくれていますし、各キャラクターもとても可愛いです。

キレイ過ぎない素朴な感じが、むしろスーファミソフトの雰囲気を出してくれているとも言えます。

聖剣伝説3 TRIALS of MANA 体験版の店主の変な踊り

踊りがダイナミックすぎて正直わらってしまった。知らない人が見ると怖いかもしれない

一部、ニキータの美形少年猫化みたいな解釈違いはあるものの、逆に店主がなんの説明もなくダイナミックな変な踊りをしていることを再現していたり、全体的に手を抜かずにしっかり作っているなという印象です。

個人的に、紅蓮の魔導士のシャンッシャンッ! っていう移動方法が再現されているのがシュールで面白かったです。

バトルシステムはオーソドックスで軽快なアクション

聖剣伝説3 TRIALS of MANA 体験版のバトル

バトル自体は特に大きな特徴はない3Dアクションです。

元々が見下ろし視点の2Dアクションゲームだったので、それに加えてジャンプという新しい軸に対する動きが加わりました。

ジャンプアクションに加え、弱攻撃と強攻撃、回避アクションが追加されていることが原作との違う点になりますね。

攻撃後の硬直は回避でキャンセルできるため、戦闘自体はかなり軽快に動けます。

元々聖剣伝説シリーズは戦闘はわりと単純なので、これも原作を強襲している感じですね。

正直この程度の方がさくさく遊べて楽しいかもしれませんね。

聖剣伝説3 TRIALS of MANA 体験版のフルメタルハガー

フルメタルハガーの部位破壊も健在!

欲を言えばガードが欲しかったです。回避で十分と言えば十分なんですけど、操作の気分的に、ここガードしたいなーってなります。

あと、Twitterでよく見かける視点移動が忙しすぎるとかロックオンが欲しいという指摘。※すみません。ロックオンありました。ロックオンが使いづらいという指摘でした。

私もそれは一瞬思ったんですけど、すぐに聖剣伝説だし別に要らないかなぁって思いなおしたんですよね。もともとノンターゲッティングゲームですし、やりすぎると本当に別物になっちゃうなって。

後の項目で言及しますが、ここはスーファミ版を再現するかどうかで意見が分かれる難しいところだなぁって気がします。

リングコマンドは懐かしく、育成システムなどは進化して便利に

聖剣伝説3 TRIALS of MANA 体験版のシステム

キャラクターの装備はグラフィックに反映される

システム面も色々と変化が見られますね。

と言いつつ感動したのはお馴染みリングコマンドです。

リングコマンドとはその名の通り、リング状になったコマンドで、リングをくるくる回すことでアイテム・魔法からシステムと言ったコマンドを選ぶことができます。

これは操作が単純に楽しいだけでなく、各キャラクターの魔法などを使用する際、リングがそのキャラクター周辺に出現するので、どのキャラクターにアイテムや魔法を使わせようとしているのか直感的に見ることができるのですね。

そんなリングコマンドがそのまま搭載されているだけでなく、システムの選択音である「ぷいっぷいっ」っていう音までそのまんまなんですよね。

この音大好きなので、めっちゃ嬉しいです。

育成システムも、どのステータスを上げればどのアビリティが手に入るか分かりやすくなっていますし、アビリティの装着といった新要素もあります。

どこに行けばいいのかも明示的に表示されて迷子になりませんし、聖剣2リメイクで不評だった原作の不便な点をみごとに解消してくれていますね。

原作既プレイ組にはオススメ。未プレイ組には面白くないかもしれない

聖剣伝説3 TRIALS of MANA 体験版の回想シーンとロキ

あの回想シーンまでしっかりとムービーで再現されており、デュランの両親の顔も見ることができる

原作の大ファンである私にはめっっっちゃ面白かったです。

製品版も絶対購入しますね。すんごく面白いです。

でもこれって「リメイクとしての面白さ」なんですよね。

スーファミ版を3Dに落とし込み、当時の感動をそのままに、当時の感覚かつ新鮮な新しくも懐かしいバトルシステムやグラフィックスという、絶妙なリメイクになっているんですよね。

例えば、「ゼルダの伝説 夢をみる島」のリメイクはそのまんますぎて、正直あまり楽しめなかったのですが、こちらは「当時の雰囲気を残しつつ別物なシステム」になっているので、かなり楽しめました。

逆に言えば、スーファミのゲームらしさが残りすぎています。

聖剣伝説3 TRIALS of MANA 体験版の獣人に占拠された町

立体的なフィールドとして、懐かしいあの町やフィールドを見ることができる

例えば、グラフィックも完全3Dですが、マップ構造はスーファミ版そのまんまです。見下ろしのドット絵だったものを3Dでまったく別の角度から見ることができるので新鮮な気分になることができます。

しかし、原作を知らない人にとっては古臭いマップ構成だなと感じるんじゃないでしょうか。

戦闘システムもそうですね。2Dの戦闘がそのまま3Dに、新しい軸が加わり、キャラクターが喋り、色々なポージングをするので面白いです。

でもこれらって結局「スーファミありき」の感動で、2Dが3Dになったことによる感動にも似た楽しさなんですよね。

そう考えると、未プレイ者にとっては特段珍しくもない古いゲームであることは変わりないのかなって感じます。

まとめ:原作既プレイなら迷わず買ってもいいのでは

聖剣伝説3 TRIALS of MANA 体験版の終了絵

続きは製品版で!

総じてめちゃくちゃ楽しめました。

やっぱり聖剣伝説3は良いですね。すごく面白いです。

少なくとも現時点では原作ファンをとても大事にしているなと感じますし、原作の再現度に関してはまったく心配することは無くなりました。

しかし、面白かったからこそ、リメイクって難しいなと感じましたね。

どこまで元の作品を残すべきなのか、私も何が理想なのか正直分かりません。

Twitterでも賛否両論具合が見てとれますが、少なくとも私は今作の企画を通した人達は英断だなと思いますね。

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