『Pseudoregalia』レビュー。ケモくてレトロなメトロイドヴァニア【評価・感想】

ゲーム「Pseudoregalia」のタイトル画面

たまたまメディアで見かけて購入してみたのですが、さくっと遊べてなかなかの当たりでした。

本作『Pseudoregalia』は、 Rittz氏により作られ日本語は未対応ですが、セリフ等は少ないので問題なく遊べます。

ワンコインと少しで購入でき、数時間あればクリアできます。

ケモくレトロで真面目なメトロイドヴァニア

「Pseudoregalia」の主人公、ヤギまたはウサギ、あるいはネコ

まず、見ての通り、ケモい。

主人公である彼女は、作中でゴートバニーキャットレディだと評される。ヤギウサギネコ。何を言っているのか分からない。ちなみに衣装も作中でいろいろとゲットできる。

そんな大きなトンファーを持ったケモ女性を操り、巨大な城を探索するメトロイドヴァニアが本作。

メトロイドヴァニアと言われているが、どちらかというと3Dプラットフォーマーの特徴が大きい。

マリオ64のようなステージを次々と解放されていく数多のアクションで駆け回る。

戦闘はあるがオマケと考えていい。

操作は直感的でスピード感があり、とても気持ちいい。ただ、アクション自体はそこそこ難易度が高く、これが正規ルートなのかと驚かされることが多々ありました。

マップも複雑で迷いますが、アクションが気持ちよく、動き回るのが楽しいのであまり気になりません。

夢の中で目覚めた彼女。

巨大で歪な城の中、不穏な空気に誘われる中で、姫を探しだし目覚めなければならない。

夢は長続きしないのだから。

私のプレイ動画を少しだけ。ほんの一部であるが、レトロで荘厳なBGM、城の雰囲気、そして解放されるアクションの心地よさを感じ取ってほしい。

オマケとは言ったものの、たまにある戦闘はそこそこ強敵。しかしこちらは豊富なアクションと回復があるためそれほど苦戦することはないはず。

クラシックな雰囲気に包まれ、気持ちのいい操作感で巨大な城を駆け巡り、余韻に浸りつつ終わることができる。

ちょっとでも良さそうだなと思ったら買いです。安くて濃厚な時間をサクっと楽しめます。

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