【2023】おすすめのアケコン - ゲーセン勢の本音を添えて【PC・PS4・PS5】

2019年4月21日

おすすめアケコン。アーケードコントローラー

格ゲーマーのマスティ(@masty_cafe)です。

アーケードコントローラーことアケコンは決して安くはない買い物です。

それゆえに失敗したくはありません。

私も一度激安アケコンを購入して大失敗したことがあります。

そこで、ゲーセン勢の私が実際に触ったり買ったりして、品質が良いなと感じたものだけピックアップし、それぞれの特徴やおすすめポイントをまとめました!

ぜひアケコン選びの参考にしてみてください。

Contents

アケコン(アーケードコントローラー)とは?

ゲームセンターの筐体、つまり、ゲーム台のコントローラー部を模して、家庭でも使えるようにしたコントローラーのことです。

元々格闘ゲームやシューティングゲームはゲーセンで良くプレイされており、操作もレバーを前提としたものが多いため、古くからのプレイヤーに愛用者が多く居ます。

アケコンの選び方と種類

アケコンは種類が豊富で何を選べばいいか分かりません。

高価なものですし、気軽に試すこともできないので、適切なアケコンを選べるように注意点を含めてご紹介していきます。

ボタン配置:ノアールとビュウリックスの違い

アケコンは大きく分けて2種類のボタン配置があり、2大派閥となっています。

それがこのビュウリックスノアールです。

これらはゲーセンの筐体名で、ビュウリックス筐体のボタン配置だからビュウリックス配置などと呼ばれています。

アケコンとはアーケードコントローラー。つまり、元々はゲームセンターの台、つまり筐体を模したものになっているので、このような名称がつけられている訳ですね。

ビュウリックス配置

ビュウリックス配置のアケコン。QanbaのObsidian
ビュウリックス配置のアケコン。QanbaのObsidian

現在ゲーセンにおいて主流の配置です。

特徴としては、

  • ボタンの配置が一段目を除き、真横に伸びている
  • ボタンとレバーの配置が近い

ということが挙げられます。

『GGXrd Rev2』『ストⅤ』『KOF14』『BLAZBLUE』など多くのゲームで採用されています。

この記事内でも特別記述が無ければビュウリックスです。

ノアール配置

ブラスト配置のアケコン。RAP2.SA
写真はブラスト配置のRAP2.SA
ノアールはレバーとボタンの間がもっと広い

『鉄拳7』『ガンダムEXVS』で採用される配置です。
昔のゲーセンで大半を占めていたブラスト配置に良く似ています。

特徴は、

  • ボタン配置が山なりになっている
  • レバーとボタンの間の幅が広い

この2つが大きな特徴になっています。

その他の配置(HORI配置・パンテラ配置・etc)

配置は筐体やアケコンによって様々で、レバーとボタンの距離・ボタンとボタンの間隔など様々な違いがあります。

ただ、基本的にはビュウリックスとノアールの変形でしかないので、どちらよりの配置であるか以外は気にしなくていいでしょう。

レバーとボタンが三和電子かオリジナルか

レバーとボタンは大きく分けて2つ。

三和電子製か、それ以外かです。

理由は簡単で、古くからゲームセンターに存在する筐体のレバー・ボタンはほとんどが三和電子製なのです。

ゆえに、ゲーセン慣れしている人ほど、この違いによる違和感を感じることになります。

ちゃんとした会社のアケコンは共通規格を使用しており、ボタン・レバーをカスタマイズできるので、好きなアケコンを購入してから交換するというのも手となります。

>>Qanba Obsidianのレバーボールを交換した話【やり方解説付き】

大型か小型か

結論から言うと、 Qanba製のDrone以外の小型アケコンはオススメしません。

理由は以下の通りです。

  • 激しく動かすため、小さいと安定しない
  • 膝に乗っけることが多く、小さいと安定しない
  • 台に置いても肘を置くスペースが欲しい
  • 小さいものは粗悪品が多い

私は小さいアケコンを買って上記全ての理由で大失敗しました。

有名なアケコンを売っている会社もほとんど大型ばかりなのには理由があります。

唯一私が知る範囲では、QanbaのDroneが基準を満たした有能な小型アケコンですね。

静音アケコンはどれぐらい静かなのか

通常のアケコンの3分の1ぐらいです。

これでも結構うるさいですが、アケコン自体のビビるほどの爆音よりかはだいぶマシです。

デメリットとしては、専用レバーとボタンになるので三和電子製に変更できません。

アケコンは中が空洞なので、中にホームセンターで購入した綿などを詰めるとさらに静音にできます。

これは全アケコンに共通なのでお試しあれ。

遅延が少ないアケコンはどれか

最速はHORIの「ファイティングエッジ刃」、それ以外は軒並み同じです。

昔と比べて現行品はどれも性能が良く、安物を買わなければ気にする必要はありません。

安いアケコンはダメなのか

安いというか、専門じゃないメーカーのアケコンは何が必要か理解していないため、形だけ真似た玩具のような性能ばかりです。

具体的には「軽すぎて安定しない」「レバーの入力範囲がおかしい」「遅延が多い」「レバー・ボタンの操作性が緩すぎたり固すぎたりする」などです。

アケコンを買うなら「HORI」「Qanba」「Mad Catz」「RAZER」「三和電子」あたりのメーカーのものにしましょう。

【Qanba】Obsidian。三和電子初期搭載で使いやすい

Qanbaのアケコン。obsidian
筆者のObsidian

大型アケコンの中では軽めで薄く、標準で三和電子製のボタン・スティックが採用されています。

見た目もシンプルで、とても標準的なアケコンと言えますね。

プロゲーマーでは、ときどさんやまちゃぼーさんが愛用されています。

現在こちらの製品は品切れで、上位互換品の『Qanba Obsidian2』が楽天とATTASA正規ショップで販売されています。

前作と同じで三和電子製を使用した上位互換品であり、最強と名高いKOFプレイヤーのシャオハイさんもこれの金色試用版を使用していますね。

良い点

操作感・大きさ・重さ・見た目共に高水準で、ゲーセンと遜色ない操作ができます。

レバー・ボタン両方が三和電子製なのは最大の魅力ですね。

これは現行アケコンでは珍しく、購入したらそのままゲーセンと同じ感覚で使えるのは最大の利点でしょう。

レバーが少し柔らかいと感じますが、これはゲーセンレバーの固さに近く、むしろ利点と言えます。

カスタマイズに関しても天板もサポートされているので自由自在です。

天板に関しては、公式サポートページにPSD形式のカスタマイズ用テンプレートがあるので、こちらを利用してください。

悪い点

レバーのボール部分がメタルで冷たいです。つめたい。

おすすめな人と詳細スペック

価格 2万4800円(税込)
対応機種 PlayStation®5 / PlayStation®4 / PlayStation®3 / PC
ボタン 三和電子
スティック 三和電子(ボール部分がメタル)
タッチパッド PS4対応
接続 USB
大きさ / 重さ 461 x 266 x 121 mm / 3Kg
補足 ケーブルの長さ:2.7 m / ケーブル収納口あり

スペック自体は高水準で、最初から三和製なのが特徴です。

「とりあえず無難な奴を教えて」「カスタマイズとかめんどくさい」という方にまずオススメするのがObsidianですね。

公式であるATTASAは楽天市場とATTASA SHOPで販売しています。

Obsidianは私がメインで使用しているアケコンでもあります。

別途詳しいレビューをしているので是非ご覧ください。

>>QanbaのObsidianを購入しました! アケコン使い勝手レビュー!

【Qanba】ドローン。小型で安い! 初心者にもオススメなアケコン

Obsidianと同じくQanba製の小型アケコン「Drone」です。

これは本当に素晴らしいですね。

小型アケコンは地雷多しという私の中にあった常識を打ち破りました。

良い点

小型で軽いにも関わらず、本体下部にあるグリップが効いており操作中にズレるといったことがありません。

さらに、操作感も大型に引けを取らず、レバーも重みのある感触で文句なしです。

自社レバー・ボタンを採用しているのですが、三和電子製と比べても特に違和感がありませんでした。

交換する際も裏蓋のネジを外せばいいだけなので難しくありません。

リセプタクル(ファストン)端子という交換のしやすい端子なのも特徴ですね。

悪い点

欠点としては値段が値段なので、全体的に少々安っぽさが拭えません。

しかし、それは全体をプラスチックにすることで軽量化しているというメリットでもあります。

また、レバー・ボタン両方共に自社製品なので、三和電子製が良い人には向いていないかもしれません。

しかし、個人的には他社の独自レバー・ボタンより違和感が無かったので、ぜひ触ってみてほしい製品ですね。

また、小さめなので肘をアケコンに乗せたいという方は向きません。

おすすめな人と詳細スペック

製品名 Qanba Drone クァンバ ドローン アーケード ジョイスティック
価格 11,070円(税抜) 
ボタン 自社製
スティック 自社製
対応機種 PlayStation®5/4/3, Windows PC
大きさ 幅326×奥行き221×高さ115mm
重量 1,250g

アケコンを試してみたい方や、遠征などの持ち運び用のアケコンとして自信を持ってオススメできます。

2台目にもちょうどいいアケコンですね。

【RAZER】PANTHERA。カスタマイズ好きはパンテラ

RAZER製のPANTHERAシリーズ。

アケコンのカスタマイズと言えばこいつでしょう。

同社のパンテラEVOとは、全くの別物なので注意が必要です。

プロ格ゲーマーではふ〜どさんやかずのこさんなど愛用者が多い名機です。

良い点

最大の特徴はワンボタンで上部を開閉でき、カスタマイズが非常に容易という点です。

配線もスッキリしていて、とてもユーザーフレンドリーで見た目もオシャレなアケコンです。

さらにボタン・レバー共に三和電子製です。

そしてプロ実績もある文句なしのハイスペックアケコンとなっています。

悪い点

古いアケコンなので、イヤフォンジャックがありません。

そのためヘッドセット等をPS4と繋ぐ場合は、USBオーディオ変換アダプタ等を使用する必要があります。

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また、PCで使用するにあたって専用ドライバをダウンロードする必要があります。

これは友人宅に持ち運んだりする際はデメリットと言えます。

そして現在、購入方法が海外発注しかありません。

なぜ国内で売っていないのか……。

そのおかげで少し値が張ります。

おすすめな人と詳細スペック

製品名 PANTHERA(パンテラ)
価格 11,070円(税抜) 
ボタン 三和電子
スティック 三和電子
対応機種 PlayStation®5 / PlayStation 4, Windows PC
接続方法 USB接続(3m、着脱式)
大きさ 幅381x奥行き258x高さ70mm(筐体部分のみの実寸値)
重量 公式サイト記載なし

正直、欠点らしい欠点はイヤフォンジャックが無い事ぐらいです。

ハイスペックで安定したアケコンが欲しい方はまずこれと言えます。

注意して戴きたいのは、新作の「RAZER PANTHERA EVO」とは別物で、こちらは独自スティックを採用しています。

かなり軽量化されており、操作感が大きく異なるので、よく調べて比較してみてください。

 

【HORI】リアルアーケードPro.V サイレントHAYABUSA【静音アケコン】

アケコンと言えばHORIのRAPと言われるリアルアーケードプロシリーズ。

さすが安定の性能です。

プロゲーマーのsakoさんが自宅で愛用しているアケコンで有名ですね。

良い点

静音だけあってかなり静かです。

具体的には通常のアケコンの3分の1ぐらいの音ですね。

アケコンって信じられないほどうるさいんですが、見事に音が軽減されています。

それでも多少は音はしますが許容範囲内でしょう。

ボタンは三和電子製に比べると薄く、乾いた音で連打がしやすくなっています。

より静音を求める場合、中を開けてホームセンターなどで売っている梱包材を詰めることでさらに静音にできます。

悪い点

素晴らしい静音なのですが、個人的にボタンに関して違和感があります。

操作精度が悪いとかはなく、むしろ良いぐらいだと思いますが、触感などが三和電子に比べると当たり前ですが全然違います。

理由はボタンを押しても音が吸い込まれるので、押している感覚をあまり感じないことが原因のようです。

スティック・ボタン共に専用の静音パーツなので三和電子製に変えることはできません。

操作性は本当に良いので慣れだと思います。

また、値段の割にケースが安っぽい感じがあります。

Obsidianと比べると1kg軽いので、軽量化を重視している感じですかね。

遅延も他RAPに比べると少し多いとされていますが、正直今のレベルのアケコンはどれも高性能なので差を感じるのは難しいと思います。

おすすめな人と詳細スペック

製品名 リアルアーケードPro.V サイレントHAYABUSA
価格 18,980円(税抜き)
スティック “サイレントHAYABUSA”
ボタン “サイレントHAYABUSA”
対応機種 PlayStation®5 / 4 / 3・PC
接続方法 USB接続(約3m)
大きさ 幅430mm×奥行237mm×高さ114mm
重量 約2.2kg

やはり静かなのは魅力的です。

アケコンは本当に信じられないぐらいうるさくてビビるので環境によってはこれ一択かもしれません。

私が持っていたRAP2.SAもそうでしたが、HORIのRAPは頑丈さもかなりのモノなので、静かで安定したアケコンが欲しい人にオススメですね。

【HORI】リアルアーケードPro.V HAYABUSA

HORIのスタンダードモデル。

やはり国産の名機RAPシリーズであることの安定感は大きい。

良い点

大型アケコンにしてはかなり安めです。

それでいて頑丈で安定感のある大きさ・重さは流石はHORIと言えます。

基本的には静音バージョンと同じですね。

全アケコンの中でも、これ一本でいいやと素直に思えるアケコンです。

悪い点

静音同様少し安っぽい質感ですが、デメリットと呼べるほどのものではありません。

やはり自社製品のスティック・ボタンを使用しています。

スティックはやや斜め方向に入れづらく、ボタンは三和電子に比べると薄いため、押すと乾いた音がなります。

三和電子より静かで連打しやすいですが、違和感にもなります。

精度は良いですが、三和電子に慣れていると違和感はそこそこあります。

静音と違ってこちらは換装しても大丈夫なので、必要に応じて変更することも可能です。

おすすめな人と詳細スペック

製品名 リアルアーケードPro.V HAYABUSA
価格 15,980円(税抜き)
スティック “HAYABUSA”
ボタン “HAYABUSA”
対応機種 PlayStation®5 / 4 / 3・PC
接続方法 USB接続(約3m)
大きさ 幅430mm×奥行240mm×高さ114mm
重量 約2.2kg

「そこまで高くなく、安定した性能で失敗しないアケコンが欲しい」という方はこのアケコンであれば間違いはないでしょう。

私も長い間RAP2SAを使用していましたが、今現在に至るまで、10年以上壊れることなく使用できました。

Pro,Nとの大きな違いはその配置。ビュウリックスであることです。ゲーセンと同じ配置になるのは良いですね。

【HORI】リアルアーケードPro.N HAYABUSA

HORIの名機RAPシリーズにおけるノアール配置のスタンダードモデルです。

同社のPro.Vシリーズとの主な違いはボタンの配置と大きさになります。

鉄拳プレイヤーにはめちゃくちゃオススメのモデルです。

良い点

まずは大きさ。横長のPro.Vに比べると奥行きがあり、肘を置くのに安定しています。

さらに重さも個人的にはちょうど良いですね。Obsidianとそう違いがなく、膝に乗せたとき安定した重量になります。

総じて過去のRAPに近い形をしていますね。私の愛用していたRAP2.SAにそっくりです。

ボタンとレバーなのですが、両方ともPro.Vと同じくオリジナルのHAYABUSA製です。

レバーは三和電子と比べてもあまり違和感はありません。

注目すべきはボタンで、Pro.Vと同じボタンにも関わらず高さが低く改良されたことで、三和電子製と比べてもあまり違和感がありません。

三和電子より乾いた音であまりうるさくなく、連打も効きやすいですね。

非常に使いやすく良いアケコンだと思います。

悪い点

強いてあげる点はあまりありませんが、PS4用のタッチパッドが背面にあり、ちょっと押し辛いです。

Obsidianもそうなんですが、トレモで頻繁に使うボタンなのでやめて欲しいですね。

詳細スペックとおすすめな人

製品名 リアルアーケードPro.N HAYABUSA
価格 16,980円(税抜き)
スティック “HAYABUSA”
ボタン “HAYABUSA”
対応機種 PlayStation®5 / 4 / 3・PC
接続方法 USB接続(約3m)
大きさ 幅430mm×奥行270mm×高さ120mm
重量 約2.9kg

【HORI】ファイティングスティックα

ノアール配置のアケコンで、後述するファイティングスティック刃のノーマル版と言ったところ。

良い点

まずは大きさ。横長のPro.Vに比べると奥行きがあり、肘を置くのに安定しています。

さらに重さも個人的にはちょうど良いですね。Obsidianとそう違いがなく、膝に乗せたとき安定した重量になります。

総じて過去のRAPに近い形をしていますね。私の愛用していたRAP2.SAにそっくりです。

ボタンとレバーなのですが、両方ともPro.Vと同じくオリジナルのHAYABUSA製です。

レバーは三和電子と比べてもあまり違和感はありません。

注目すべきはボタンで、Pro.Vと同じボタンにも関わらず高さが低く改良されたことで、三和電子製と比べてもあまり違和感がありません。

三和電子より乾いた音であまりうるさくなく、連打も効きやすいですね。

非常に使いやすく良いアケコンだと思います。

悪い点

強いてあげる点はあまりありませんが、PS4用のタッチパッドが背面にあり、ちょっと押し辛いです。

Obsidianもそうなんですが、トレモで頻繁に使うボタンなのでやめて欲しいですね。

詳細スペックとおすすめな人

製品名 ファイティングスティックα for PlayStation®5, PlayStation®4, PC
スティック “HAYABUSA”
ボタン “HAYABUSA”
対応機種 PlayStation®5 / 4 / 3・PC
接続方法 USB接続
大きさ 幅410mm×奥行300mm×高さ120mm
重量

約2.7kg

性能も良く、ネジ要らずで開閉してボタンやレバーを交換できるメンテナンス性はパンテラを彷彿とさせます。

ノアール配置で探していたり、カスタマイズ性のいい製品を探しているならドンピシャです。

ただし、天板イラストを交換するには他のアケコン同様レバーと全ボタンを交換する必要があります。

【HORI】ファイティングエッジ刃。遅延が最も少ないアケコン

名機RAPを生み出したHORIのハイエンドアケコンです。

Obsidianやパンテラクラスのアケコンとなります。

プロゲーマーのsakoさんが愛用し、また制作において全面監修していることで有名ですね。

良い点

遅延が最も少ないアケコンです。

性能は間違いなく最高クラスでしょう。

今では珍しいノアール配置というのも特徴で、鉄拳プレイヤーなどに相性が良いですね

めちゃくちゃでかいのでテーブルに置いてプレイするには最高だと思います。

重さは意外にもパンテラレベルでそこまで重くありません。

初期に不具合もありましたが、既にアップデートされ対応済みです。

この安心感も国産ならではと言えます。

さらにはプロゲーマーの実績もあり、安心感がさらに上乗せされます。

とても安定しているのでSTGゲーマーにも向いています。

悪い点

でかすぎるので膝に乗せる場合、小柄な人だと違和感があるかもしれません。

大きいのはメリットでもあるので難しいところです。

また、個人的に三和電子製と比べてレバーは特に違和感はなかったのですが、ボタンはかなり違和感がありました。

ぶっちゃけここらへんは好みで、三和電子製に拘りが無ければ問題ありません。

最近の傾向では三和電子やアケコンに拘ること自体がガラパゴスになっていますね。ゲーセン筐体は既にパッドが使えるようになったのを見ると時代を感じます。

おすすめな人と詳細スペック

製品名 ファイティングエッジ刃
価格 22,980円(税抜き)
レバー “HAYABUSA”
ボタン “HAYABUSA”
対応機種 PlayStation®5 / 4 / 3・PC(XInput対応、 DirectInput非対応)
接続方法 USB接続(約3m)
大きさ 約 (W)475mm x (D)285mm x (H)115mm
重量 約3.5kg

ノアール配置のハイスペックアケコンならばこいつでしょう。

ビュウリックスばかりの中では珍しいタイプです。

HitBOX(ヒットボックス)【レバーレス】

ウメハラさんのスポンサーにもなったレバーレスコントローラーの代名詞。

理論上最強として流行りましたね。最近はプロ勢でも波が来ています。

レバーの操作よりボタンを押す方が速いのは当然のことで、慣れればあらゆる操作がレバーより正確かつ速くなります。

大きいので膝起きが安定する点とカスタマイズがしやすいです。スト6用にボタンを増やしてる人もいます。

Snack Box Micro【レバーレス】

Snack Box Micro公式サイト

小さいサイズのレバーレス。個人的にはヒットボックスよりこちらを推奨します。

なんと言っても小さい。薄い。持ち運びが楽!

レバーが無いので軽くても動く心配もないので操作性も気になりません。

音はそこそこ大きめですが、叩き方次第では音を抑えられます。

膝に乗せるなら「Snacbox micro XL」を推奨。

海外通販でしか入手手段がないので、公式を要チェック。

【番外】おすすめしないアケコン

MadCatz T.E.3 アーケードスティック

PS4・5と接続する際にPS4コントローラーをTE3本体に接続する必要があります。

かつての名機TE2とは別物。おすすめしません。

MadCatzのOEMがGame Sirなので、そちらを買うのが吉。ただしそちらはPS5ゲームには未対応。

PANTHERA EVO

公式サイト

良い点

  • 遅延が少ない
  • 天板デザインを自由に変えやすくなった。似たようなものはTE2+しかない。

悪い点

  • 標準ボタンの操作感が悪くなっており(三和では無くなった)、変更するのを推奨。
  • メンテナンスが以前のタイプ(レビューしているもの)に比べし辛くなっている(ワンボタン天板オープン無くなっている)。

その他

  • 1.3kg軽くなって2.1kgになった。RAP.Vとあまり変わらないので気にならないかも?

残念ながら名機パンテラとは完全に別物。おすすめしません。

愛用者はXianさんなど海外のプロゲーマーに多い。

まとめ

今回は私が実際に触り、検討したものだけをご紹介させて戴きました。

アケコンはプレイヤーの手となる大切なもので決して安くはないので、本音を書いたつもりです。

もちろん、世の中には私が触ったもの以外にも様々なアケコンがあります。

ぜひ色々なアケコンを見て自分にあったものを購入してください。

良きアケコンライフを!

 

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