アケコンの持ち方を、基本的な持ち方や有名人やプロゲーマーの持ち方を写真つきで分かりやすく掲載しています。
格ゲーに限らず、STGなど様々なゲームに対してオススメの持ち方を掲載しているのでぜひ参考にどうぞ。
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Contents
自分に合った持ち方の見つけ方
まず、あらゆる持ち方を実際に試すところから始めましょう。
そのうえで注目したいのは「手の大きさ」です。
- 指がレバーにちゃんと届いているか
- 指がレバー操作を邪魔していないか
- レバーを持つ手がズレていかないか
有名人と同じ持ち方をしても、指の長さや手の大きさが違えば、同じ操作感にはなりません。
なので、有名人はみな自分が一番持ちやすい持ち方を研究しています。ゆえにそれぞれ違った持ち方になっているのです。
しっくりきそうな持ち方を見つけたら、そこからさらに調整を加え、自分だけの最強の持ち方を見つけていきましょう!
持ち方は状況によって使い分けるべし
持ち方がいくつもあるということは、持ち方によって得意なことも変わるということです。
例えば、ある持ち方は右に力を入れやすく、ある持ち方は左に力を入れやすいという感じですね。
そういった時、無理に1つの持ち方で固定せず、状況に応じて持ち方を変えてしまって構いません。
実際、かの有名プロ格ゲーマーのウメハラさんは、キャラの向きに応じて持ち方を変えていました。
複数の持ち方を使い分けろという話ではなく、柔軟に持ち方は変えてもいいという話ですね。
つまみ持ち
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格ゲーでは多く見られる持ち方。
変形種も多く、人の数だけ持ち方が存在すると言っても過言ではありません。
手のひらを縦にし、ちょうど手刀の形でストンとアケコンに落としてください。その状態で、手のひらをレバーを包むように折り曲げ、指の第二関節あたりがレバーに触れるぐらいに柔らかく持ちましょう。
この状態が基本的な「つまみ持ち」の状態です。
小指付近の手のひらはレバーに直接触れないようにしていますが、距離感は自分の手の大きさと相談してください。
私はここから小指と中指をやや外に逃がしてアケコンを固定しています。
つまみ持ちのメリット
特徴はバランスの良さ。
肘をどっしり置いて操作できるので腕が疲れづらく、手全体を使用できるのでレバーに力を入れやすいのが特徴です。
とにかく腕への負担が少なく、力も入れやすいので万人向けの持ち方でしょう。
とくに右向きに対しては手を倒すだけで良いので非常にレスポンスが早くなります。
つまみ持ちのデメリット
左向きに対する操作がやや難しいです。
右は手のひら全体を使えましたが、左は親指を上手く使わなければなりません。
また、手のひらの位置が固定されるので、右上・左上などの斜めに対する入力にも弱いです。
実際、プロゲーマーのウメハラさんは左右で持ち方を変えていると発言していますね。
かぶせ持ち
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レバーにもっとも力をかけることができる持ち方。
親指をレバーの側面に当て、残りの人差し指・薬指……と順番にレバーを包み込むように持ちます。
常にレバーを包むようにするのが特徴ですが、どの程度包めばいい等の指標はありません。
手の甲が真上になるようにするのが最大、そこから徐々に腕を横に倒しつつ自分にほどよい位置を探しましょう。
かぶせ持ちのメリット
全方向に対して力を入れやすいのが特徴です。
ゆえにストⅤなどに良くある回転コマンドなどが入れやすく、投げキャラに適しているといえます。
かぶせ持ちのデメリット
力が入りっぱなしになるので疲れやすく、長時間やるには向いていません。
また、筆者の練度が低いせいもあると思いますが、精密なコマンド入力にはやや不向きに感じます。
実際、プロゲーマーのsako氏はこのかぶせ持ちの変形と言っていますが、どちらかというとつまみ持ちに近く、肘をアケコンに置き、疲れにくい持ち方にしています。
ワイン持ち
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古参格ゲープレイヤーや、STGプレイヤーに多く見られる持ち方。
その名の通り、ワイングラスを持つようにして持ちます。
手のひらを上に向け、レバーを中指と薬指、あるいは人差し指と中指で挟んでください。
ワイン持ちは腕と手首の力で操作する持ち方です。
指はレバーをホールドするために使いましょう。
姿勢は背をやや引き気味にするとより力を入れやすくなります。
ワイン持ちのメリット
特徴は力の伝達がよく、高速な操作に向いていること。
腕の力を全て使えるので、非常に高速なレバー裁きができます。
とにかく力を入れやすいので咄嗟な行動に対応しやすく、手首でぐるっとレバーを回す操作など波動拳系のコマンドを得意とします。
ストⅡ時代に大きく流行った持ち方ゆえに、その当時ゲームセンターに通っていた人はこの持ち方が多かったですね。
当時のビデオゲームコーナーで主役だったシューティングゲームもまたこの持ち方がされていました。
ワイン持ちのデメリット
正確な操作、たとえば昇竜拳コマンドなど、複雑なコマンドがやや難しいことが挙げられます。
また、時計回りはやりやすいのですが、反時計周りに対する操作には使う筋肉が異なるので慣れが必要です。
右向きの波動拳は出せるが左向きの波動拳が出しづらいというような会話をしていた世代はだいたいのこの持ち方ですね。
ですが、古参にこの持ち方が多いと挙げたとおり、熟練の強者はワイン持ちでも正確無比な操作を行う猛者が多く居ます。
もし、ワイン持ちを気に入ったのならば、ワインとつまみの良いとこどりの持ち方であるウメハラ持ちも試してみると良いでしょう。
注意点として、ワイン持ちはレバーをしっかりと指で挟んでホールドしないと、指がすれて皮がむけてしまいます。筆者は元々ワイン持ちでしたが、それがトラウマになってしまったのでつまみ持ちになりました。
クロスファイア
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選ばれし者だけが扱える†交叉する聖なる炎†を腕(かいな)に宿す絶技
左右の手をクロスして、右手でレバーを持ち、左手でボタンを押します。
ちなみに筆者は一度だけゲーセンで見たことがあり、めちゃくちゃ強かったことを覚えています。
クロスファイアのメリット
注目度圧倒的№1!
ゲーセンで他プレイヤーに埋もれたくない方はぜひ練習しましょう。
かぶせ持ちがハンデで、実はクロスファイアが本気の持ち方だったりしたら私なら惚れます。ついでに重り付きのリストバンドも外してアピールしたいところ。
また、一見ネタに見えますが、その実、左利きには適しているという意見もあります。
そういえば、左利き用のアケコンって無いですよね。
クロスファイアのデメリット
どう考えても交叉している腕が邪魔です。本当にありがとうございました。
しかし、その程度のハンデは圧倒的かっこよさの前では些細なもの。
果たして君は修得せずに居られるか!?
ウメハラ持ち
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かの超有名格ゲープレイヤーウメハラさんが提唱する持ち方。
本人のインタビューではストリートファイターシリーズで使いやすいと言っていますね。
親指をレバーの右側面に当て、小指と薬指でレバーの棒部分を挟みます。
その状態で、レバーを人差し指・中指で包み込むようにして持ちます。
形としてはワインとつまみ持ちの合体版と言った所ですね。
ウメハラ持ちのメリット
レバーを持つ手がめちゃくちゃ安定します。
力も入れやすく、肘を置けて腕が疲れにくく、下半分を使うコマンドや、左向きに対して高速かつ正確な入力が可能になります。
また、つまみ持ちだと邪魔になりがちな小指を手前に持ってくることで、操作を阻害することもありません。
ウメハラ持ちのデメリット
がっしりしすぎて右向きに対する入力がやや難しくなります。
また、上方向に対しては手全体を倒す必要があるため、入力に難ありです。
一回転などのコマンドにはあまり向いていないかもしれません。
実際、ウメハラさんも左右や状況に応じて持ち方を変えるのが理想と言っており、手元が映るたびに違う持ち方をしていて話題になりました。
また、ウメハラさんは近年ではレバーが無いヒットボックスを主流としており、そもそもレバーを持つことがなくなりました。そんなウメハラさんが進化する過程で修得したこの持ち方。なにかしらのヒントになるかもしれません。
sako持ち
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プロ格ゲーマーsako氏が提唱する持ち方。
インタビューの話題に上った“sako持ち”を、sako氏みずからに実演していただいたぞ。“かぶせ持ち”を基本としたsako持ちは、小指を支点にレバーを動かすことで手の位置が固定され、コマンド入力にブレが生じにくいのが特徴だという。
親指をレバーの側面に当て、反対側やや上部に人差し指・中指を当てるようにし、薬指は台を抑えるようにして持ちます。
小指は伸ばすようにし、アケコンの台部分に押し付けて腕全体を固定するようにしてください。
sako氏曰くかぶせ持ちの変形ですが、つまみ持ちとの中間のような持ち方ですね。
かぶせ持ちで窮屈になる小指を逃がし、つまみ持ちで不安定になる腕の位置を小指で固定したハイブリッドな持ち方です。
sako持ちのメリット
安定と正確さを兼ね揃えた持ち方で、格ゲーに非常に向いています。
小指の位置などは、手の大きさや指の長さによって左右されるため、各自で調整するようにしましょう。
手の大きな人向けの持ち方とされていますが、万人に使える持ち方だと思います。
sako持ちのデメリット
バランスの良い持ち方なのですが、左方向への入力が親指頼りになるので繊細な力加減が求められます。
ちなみに私は使いこなせていないので左向きへのダッシュがとても苦手です。
まとめ
外国の有名人プレイヤーの持ち方を見ると、見たことが無いような持ち方でめちゃくちゃ強い方が大勢います。
結局、アーケードスティックの持ち方に正解はなく、自分の体にあった持ち方を探しましょうということですね。
そのために代表的な持ち方をいくつか試し、自分の体にあった持ち方を模索していきましょう!