『ギルティギア ストライヴ』オープンβテスト感想・レビュー【GGST】

2021年5月15日

GGSTのキャラ選択画面

前回のクローズドβテストの感想にまだ多くのアクセスを頂きます。

なので追記として、前回および今回のオープンβの感想を書くことにしました。

楽しみにしているからこそ結構本音で書いてるのでご容赦ください。

>>正式版の感想を書いたのでぜひご覧ください

目指すところが不明瞭

見出しの通りです。

ギルティギアストライヴがどのような方向性を目指しているのか、その完成系が見えないなっていうのが今の感想です。

一番最初のクローズドβテストで感じたのは可能性。直ガ等がなく、ガトリングも無く、シンプルなシステムながらコンボは自由度が高く爽快感が高い。対戦はすべてのBGMがボーカル付きでシンプルな中に自由度、そして爽快感がある未知なるゲームと言った感想でした。

次の一度目のオープンβテストで感じたのは思ったより複雑。直ガやキャラが増加し、コンボルートも大きく変化しました。直ガは従来のシリーズと比べると狙えないレベルの難易度となっていますが、一度発動すると挙動が大きく変わるため慌てる要素となります。また簡単とはいえないロマキャンのシステムや伸びまくるコンボなど複雑性が増しました。

最後の二度目のオープンβテストで感じたのは窮屈感。一度目のオープンβで既に予兆はありましたが、全体的なダウン調整もあってかコンボルートが大分減ったように見えます。じゃあ簡単かと言われればそこそこ難しく、コンボルートが減ったことに伴いクローズドβで魅力だったアドリブが減ったように感じます。わりと決められたことをしている感ですね。

前作に比べて技が減っているのは仕方が無いと思います。その分コンボにアドリブを取り入れることで自由度を減らさないようにっていうゲーム性に少なくともクローズドβのときは感じていたのですが、今回の調整でその要素も薄くなり、悪い意味で硬派な感じになっちゃったなという感想です。

無論これはいわゆるギルおじ的な感想である可能性も高いです。私がメインでやっていたシリーズはGGXrd rev2ぐらいで他は触り程度ですが、それでも前作という色眼鏡が入っていることは確実です。ゆえにこれが新規にとっては正解かもしれません。

一回目と二回目で大きく調整が違うことには不安を感じますが、ABテストをしているだけかもしれません。迷走しているように感じてビジョンは明確になっている可能性はあります。

βのプレイ時間もそんなにですし、そもそも私は格ゲーはかなり下手な方です。

と言うわけで、正直分からない、というのが今の感想ですね。

なので感想を書き渋ってたのですが、クローズドだけ書くのも無責任かと思い感想をまとめさせていただきました。

高評価も随所で見られる

GGSTの新ロビー

ロビーは大分良くなってます。細かい点はありますが、これ以上はもう望まないかなというレベルになってると個人的には思います。

私の周りの格ゲー新規勢やギルティギア初見勢にもおおむね好評です。これはすなわち狙い通りのターゲットを撃ち抜けているということです。

私の周りという小さな範囲でも色々な意見が見られる本作。私はストーリー目当てでなんにせよ買いますが、新時代の格ゲーとして数少ない大手格ゲーメーカーの新作として大きく期待を寄せているのは確かです。

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