ゲーム-レビュー

『Bloodstained: Ritual of the Night』これ、これがやりたかったんだよ。これが悪魔城だ【評価/感想/レビュー】

Bloodstainedのタイトル画面

こんにちは、マスティ(@masty_cafe)です。

ついに家庭用(PS4・Switch)でも発売されましたね。

そんな『Bloodstained』を筆者も最近プレイして「これがやりたかったんだよなぁ」と感慨深かったです。

これぞまさに、現代に蘇ったキャッスルヴァニアと言えます。

本作は名作悪魔城ドラキュラシリーズの精神的続編!

Bloodstainedの舞台は18世紀末のイギリス

舞台は「産業革命によって錬金術師たちが立場を追われた18世紀のイギリス」。この時点でワクワクが止まらない

本作『Bloodstained』は、ジャンル的にはいわゆる「メトロイドヴァニア」となります。

つまり、2Dマップを縦横無尽に駆けまわり、新たな武器や技を集め、いける範囲を広げて探索していく2Dアクションゲームですね。

本作は「悪魔城ドラキュラシリーズ」を産みだしたIGA(五十嵐孝司)氏がコナミを退社後、ファンに支援金を募り5億6000万をかけて作り出したゲームになります。

ゆえにメトロイドヴァニアの元祖たる「悪魔城ドラキュラ」の精神的続編にして、誰もが前知識の必要もなく楽しめる完全新作になっています。

ちなみにコナミを退社した理由は、コナミではもう2Dアクションゲームを作らせてもらえないため、自らの手で再び2Dアクションゲームを作るためなんだそうですよ。

実に熱いですよね。

武器・スキルがめちゃくちゃ豊富

Bloodstainedの装備画面

画像では銃を装備している。弾も複数の種類が用意されており、弾数が無限のものもある

本作では武器もスキルも敵がドロップし、店で購入したり、アイテム合成で入手することも可能です。

また、スキルはシャードと言われ、なんと全ての敵がなんらかのシャードをドロップするという気合の入りっぷりです。

武器種も様々で、多彩なモーションが楽しめるほか、属性武器やお遊び武器など多種多様に存在し、ガンガン武器を持ちかえていけるので見た目的にも飽きません。

シャードも全ての敵がドロップする性質上、さまざまなものがあり、飛び道具・ステータス上昇・分身・変身・使い魔etcとなかなかユニークなものがあります。

Bloodstainedのコレクション画面。豊富な種類がある

コレクション要素は豊富に用意されており、シャードに至っては強化もあるのでたまらない人にはたまらないだろう

こういった、敵を倒して素材やレアな武器やスキルを収集する楽しさって、近年ではなかなか珍しいんですよ。

昔はこういうゲームは多かったのですが、最近ではあまり時間をかけてレアアイテムを手に入れるといったことが受け入れられていない風潮にあるので、筆者としては久々にハクスラしてるなーって気分になりましたね。

アクションはオーソドックスながらも爽快感上々

Bloodstainedの攻撃モーション

ぬるぬる動いて気持ちがいい。画像はライトセイバー的な武器

アクションはなかなか気持ちいいですね。

2Dアクションにおける基本は全て押さえているという感じで、いわゆる悪魔城ドラキュラそのものです。

あえて過去作と比較するなら月下ではなく、蒼月に近いシステムと操作感になっていますね。

移動速度は気になりませんし、アクションも2段ジャンプやダッシュ等、どんどん解放されていって思い通りに操作できるようになっています。

雑魚敵も固すぎたり強すぎることもなく、がしがしざしゅざしゅ倒していけて気持ちが良いですね。

Bloodstainedのシャード

画面内の敵をロックオンして放つ電撃。非常に強力で爽快

シャードに使うMPも回復ポイントだらけですし、画面移動でその回復ポイントも復活するのでボス戦以外はほぼ無限に撃てます。

初心者救済的な武器とシャードが比較的序盤に手に入り、そこそこ強力な回復アイテムも作成できるので、一部のボスを除いてゴリ押しも可能です。

ラスボスもちょっとしたチート武器を作成できるので、難しければそれを用いることで何とかなります。

Bloodstainedの最初のボス

ボス戦はさまざまなシチュエーションで行われる

各所で現れるボスはなかなか個性があって良い感じに盛り上がりますね。

一部なんだこいつ!? みたいな強さのボスも居ますが、こちらもそれなりに強い武器を持てるので、アクションが苦手でもなんとかなるでしょう。

音楽は悪魔城ドラキュラシリーズの山根ミチルさん

Bloodstainedの妖精歌

幻想的な曲の数々を是非とも聴いてほしい

さすがに悪魔城ドラキュラの音楽は使えませんが、なんと音楽は同シリーズの山根ミチルさんが担当しています!

悪魔城ドラキュラのテイストを残しつつも全く新しく、完全新作のゲームとして相応しいものになっています。

BGMは全体的に豪華なのですが、同時に古いゲーム、スーファミぐらいのテイストを感じさせますね。

城のBGMは迫力と感動が凄まじく、鳥肌が立ってしまいました。

また、地下水道のステージではドンキーコングのたるたるトゲめいろのような、儚さを心に訴えかけてくるような不安と駆り立てさせれると同時に、どこか落ち着かさせられるアンビバレンスなものになっています。

ぜひともご自身の耳と目で体験してみてください!

君、写真と違くない? 主人公の女の子は元気ハツラツ90年代

Bloodstainedのミリアムは結構おてんば

キャラクター達は個性がハッキリしていて気持ちが良い

このゲームの主人公ミリアムは、悪魔の結晶たるシャードを埋め込まれ10年間寝たきりになっていました。

設定資料でも儚げな表情をしており、壮絶な過去を持っているし、おしとやかで静かな性格の女性なんだろうと各所で想像されていたのですが……。

めちゃくちゃ元気ハツラツにハキハキ喋り、悪魔を蹴り倒す女の子でした。

君本当に10年間寝てたの? っていうか写真(設定画)と違くない?

また、頭に角らしきものが見えることから、シャードを埋め込まれたことが原因でそうなったのかなと思われていたんですが……。

お気に入りのアクセサリーらしく普通に取れました

なんなん?

そんな元気ハツラツなミリアム、相棒的存在で臆病な錬金術師のヨハネス、ミリアムと同じくシャードを埋め込まれた宿敵ジーベル、謎の侍斬月などなど、個性的なキャラクター達が続々登場します。

Bloodstainedの魅力的なキャラクター達

名物ぶっころしておくれおばさん。ぶっころしておくれ!

彼らの会話はどことなく90年代あるいは2000年代初期テイストのアニメのようで、懐かしい気持ちにさせてくれます( ˘ω˘)

オーソドックスすぎることが長所であり短所でもある

Bloodstainedのマップ

マップは縦横無尽にめちゃくちゃ広い。もちろんワープもあるので安心

今作は悪魔城ではないので、城以外にも様々なステージに行くことができます。

なのでずっと城ということはなく、砂漠や地下水道など色々行けて飽きることなく楽しめるのですが、オーソドックスすぎるゆえに後半に差しかかる辺りでややダレました。

私がぶっ通しでやっていたせいもあるかもしれませんが、わりと後半になるまで覚えないアクションなどもあるので、そこを習得するまでがちょっと長く感じちゃいますね。

また、本作のスキルであるシャードは、種類こそとても多いのですが、敵を召喚してぶつける系が多かったり、ちょっと手抜きに見えてしまう部分が目立ちましたね。

もちろん、そこを差し引いてもボリューミィなことには変わりはありません。

また、一部ボスの攻撃が3Dゆえかちょっと避け方がよく分からないものがありましたね。

まぁそういうのもごく一部で、むしろボスは救済武器ではキツくなる場面があったり、良く出来てるなと思うものが多かったです。

本当に魅力的なボスも多く居たので、彼らに出番やセリフをもうちょっと追加して欲しかったですねー。

と、ちょっと気になるところはありますが、わりと些細な問題であり、むしろ短所は長所とも言うべきぐらいには完成度が高い作品です。

まとめ:これがやりたかったのだ

まさに、これだよこれ。これがやりかったんだよ!

という出来のゲームになっています。

良い感じに素敵にオーソドックスで、それでいて全体的に高レベルなできになっているので満足度は非常に高いです。

メトロイドヴァニアやりてぇなぁって方は是非ともプレイをおすすめしますよ!

-ゲーム-レビュー

Copyright© 本気でのんびり生きていく , 2019 All Rights Reserved.