格ゲーでコンボができない人に送る。練習のコツと攻撃の軸の話

2019年3月12日

格闘ゲーム初心者のコンボの選び方と練習方法

コンボが超苦手なくせに格ゲー好きなマスティ(@masty_cafe)です。

早速ですが、皆さんやみくもにコンボ練習していませんか?

無駄とまでは言いませんが、効率の悪い練習をしている可能性があります。

この記事では、初心者が効率よく勝てるようになるコンボの練習方法を教えます。

難しいコンボ練習のコツも合わせて紹介しているので是非ご覧になってください!

これは、全くの初心者が知識も経験も無い状態から勝てるようになる方法をレクチャーする講座です。

 

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では、一緒にコンボを選んでいきましょう!

どのコンボから練習すべきか

格闘ゲームのコンボって沢山あって、どれから練習すればいいか分からないですよね。

基本コンボから練習するのが一番なのですが、その基本コンボも無数に分岐している始末……。

そこで、最初に練習すべきコンボの特徴をまとめたのがこれです。

  • 短い
  • ダウンを取って起き攻めに行ける
  • 差し合いで良く使う通常攻撃から繋がる

この3つです。

1つずつ理由を解説していきますね。

コンボは短くて簡単なもので十分

コンボは「完走することが前提」です。

どんなに強いコンボでも、完走できなければ効力は半減です。

コンボを失敗した結果、相手に反撃を許してしまうかもしれません。

締めに意味があるコンボならば尚更完走することが必須となります。

まずはできるだけ簡単で、できるだけ短いものから習得しましょう。

コンボ選びに迷ったらダウンを取れるものを優先して覚えよう

コンボには大きく分けて「状況重視コンボ」「火力重視コンボ」の2種類があります。

最初に覚えるべきなのは「状況重視コンボ」1択です。

なんなら火力重視コンボは覚える必要がないとまで言えます。

ちなみに分類は以下の通りです。

コンボ後に相手がダウンし、そこから起き攻めが可能となるものを「状況重視コンボ」
コンボ後に相手がダウンしないが、与えるダメージの大きいものを「火力重視コンボ」

両方を兼ね揃えたものも存在しますが、とても難しいものが多いので後回しで大丈夫です。

では、なぜ状況重視コンボを覚えた方がいいのか?

それは、格上に勝てる可能性があるのが状況重視コンボだからです。

火力重視コンボ後は状況が5分か不利となり、相手を倒すまで立ち回りで勝ち続ける必要があります。

対して、状況重視ならば上手くいけば常に相手より有利な状況で立ち回ることができ、格上にも勝機が見込めます。

火力重視のダメージに目を奪われるかもしれませんが、トドメ専用技ぐらいに考えておくのがいいでしょう。

コンボは軸となる攻撃から繋がるものから覚えていこう

コンボは始動技別、壁や中央などの状況別、キャラ限など様々なものがあります。

初めに覚えるべきは、位置やキャラに左右されないものを選ぶのが大前提です。

そして、牽制や差し合いで一番よく使う通常攻撃から繋がるものを覚えましょう。

別の講座でも紹介したとおり、コンボとは「攻撃を当ててからのテクニック」です。

>>格ゲーで勝てない理由は攻撃の振り方が分かっていないから

つまり、一番よく相手に当てられる攻撃から繋がるコンボを習得するのが最も効率が良いと言えます。

ありもしない状況のコンボをいくら練習したって意味がありません。

コンボは発生する状況が多ければ多いほど効率が良いのです。

軸となる攻撃の見つけ方

大抵、公式やwikiの各キャラクター攻略ページに載っています。

「メイン攻撃」「攻撃の要」「牽制の要」「地上の要」だとかのワードで強調されているはずです。

例えば、GultyGearXrdのカイでしたら「5S」が牽制の要となります。

この「5」とはニュートラル。レバーやスティックを何も倒さないという意味ですね。

しばしば格闘ゲームでは、テンキーの数字でレバーやスティックの位置を指します。

さて、いくつか選択肢があれば「リーチが長い方」「下段攻撃」辺りを選ぶと良いでしょう。

大抵、基本的なコンボはどちらからでも繋がるはずなので、どちらからでも出せるように練習するのがベストです。

飛び道具や必殺技はコンボに繋がらないので除外しましょう。

基本コンボを覚えたあとは何を覚えるべきか

オススメは「対空コンボ」です。

次点が「画面端コンボ」通称「壁コン」ですね。

さらに次点が「ゲージを使用したコンボ」です。

いずれの場合も、同じ状況からのコンボを複数覚えるのは避けましょう。

はっきり言って上級者以外は無駄です。

攻撃の軸の話でも解説したとおり、コンボは決める機会が多ければ多いほど有利です。

つまり、基本コンボとは違う始動技から繋がるコンボを覚えるのが効率が良いと言えます。

では、各々の理由を解説していきますね。

対空は格闘ゲームにおいて超重要

対空とは、ジャンプしてきた相手を地上から撃ち落とす攻撃のことを指します。

さらに、この対空は通常攻撃と必殺技の2つに分けられます。

必殺技の多くは無敵を持ち、しばしば原初の対空必殺技を模して「昇竜」と呼ばれます。

対空必殺技は強力なぶん外すと隙が大きいのも特徴です。

通常攻撃による対空は相打ちになりやすいですが、とっさに出しやすく隙も少ないのが特徴です。

そして、ゲームによってはヒットから対空コンボへと発展することが可能です。

これならまず基本コンボと被ることはありませんし、なにより決めた時のリターンがとても高いのです。

格闘ゲームにおいて、大抵ジャンプは強力な選択肢として使われます。

強すぎてバッタゲーなどと揶揄されることがあるほどです。

そのバッタさんに対して手痛いお仕置きを与えることができる対空コンボは強力無比と言えるでしょう。

対空攻撃の見つけ方

基本的には攻撃の軸と同じです。

攻略wikiや攻略サイト、公式HPに「対空の要」「主な対空技」と書かれているはずです。

対空は難易度がグッと上がります。

決めることはできなくても、対空をする意志があると相手に見せつけられるようになりましょう。

プロゲーマーのまちゃぼーさんは新しいキャラやゲームをするとき、まず対空に使える技を探すところから始めるそうです。

それだけ重要だと言うことですね。

画面端コンボはリターンだらけ

続いて「画面端コンボ」です。

優先度で言えば対空コンボと同じぐらいです。

なぜ優先度が高いのかと言うと、

  • 比較的決めるチャンスが多い
  • 火力重視と状況重視の良いとこどりのコンボが多い

の2点が挙げられます。

また他の記事で詳しくとりあげますが、画面端に追い込むとそれだけで勝負が決まるほどのリターンが得られます。

そして、他の特定キャラ限コンボなどと比べると、ただ「画面端」なだけで実行できるお手軽さがあります。

さらに火力が高く状況も有利になるものが多いと良いことづくめです。

とりあえず覚えておいて損はないでしょう。

ゲージコンボは他のシステムと相談

ゲージは使わないと損です。

他に使い道がないなら是非とも習得しましょう。

他に使い道があっても、できるとできないとでは決定力に大きく差が出ます。

格闘ゲームにおいてゲージとは、それほど特別なものなのです。

コンボができない人へ送る練習のコツ、分解法について

これは古くからあるメジャーな方法で、プロゲーマーのウメハラさんもテレビで紹介したほどです。

要は、長いコンボは分解して練習するべし

というものですね。

例えば、以下のようなコンボがあったとします。

A>B>C>jc>B>C>jc>B>C>必殺技

※jcはジャンプキャンセル。攻撃をジャンプでキャンセルする行動です。

これを一度にやれと言われると難しいですよね。

そこで、まずは「A>B>C」を練習します。

これなら簡単そうですよね?

続けて「C>jc>B」を練習します。

2つともできるようになれば続けて「A>B>C>jc>B」と練習します。

ここまで来たら、次はNPCをジャンプさせて「B>C>jc>B>C」と練習する訳ですね。

このようにコンボを分解して一つずつ練習すると、どんなに長いコンボでも短いコンボとして練習できてしまうという訳です。

まとめ: コンボはチャンスを広げて活かせるように練習していこう

ここまでのまず覚えるべきコンボをまとめると、

  • 位置や状況に左右されない
  • なるべく簡単で短いもの
  • コンボ後にダウンが取れる状況重視コンボ
  • よく使う通常攻撃から繋がるもの

という特徴があります。

まずはこの基本コンボを1つだけ完走できるように徹底的にやりこみましょう。

手癖でできるぐらいになれば完璧です。

続けて、基本コンボ以外の選び方は、

  • 始動技が被らないものを選ぶ
  • 対空コンボ
  • 画面端コンボ
  • ゲージを使うコンボ

でしたね。

最終的に、どの攻撃がヒットしてもコンボに繋がるようになれば、めっちゃくちゃ強いです。

ここからさらに環境に応じてキャラ限定コンボなどで強さの底上げをしていくことになります。

少しずつでいいので、できることを増やしていけば必ず貴方の力になります!

 

次回はいよいよ、対戦中に意識すべきことになります!

次の記事はこちら
>>ヒット確認ができない人は「次の次」を意識! 置きにも使える必殺技!

 

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