最近クリアしてとても面白かったので感想とレビューを書きます。
このタイトルは前々から記事にしたかったんですよね。
Steam・3DS・Switchいずれでも買えます。
オススメは続編もセットで買えるSwitchですが、無ければSteamですね。
どんなゲーム?
この「蒼き雷霆 ガンヴォルト」は昔ながらの2Dアクションゲームです。
ロックマンシリーズと似たようなものと考えると想像がつく方は多いと思います。
ダッシュや空中ダッシュ、ロックオンからの同時雷撃などスタイリッシュでスピーディなアクションゲームです。
シナリオはしんみり少し悲しく寂しい、そして熱いものとなっており、自然とコントローラーを握る手に力が入り、世界観に入り込める作品でした。
何を隠そうガンヴォルトの制作会社はロックマンXシリーズの続編「ロックマンゼロ」シリーズの制作会社のインティ・クリエイツです。
さらに、アクション監督にロックマンシリーズの産みの親「稲船敬二」さんが就いています!
それだけあって爽快かつ軽快なアクションで、手ごたえがあり、自分の成長を実感できる絶妙な難易度になっています。
個性的なキャラクターとの様々な会話
公式のジャンルは「ライトノベル2Dアクション」となっています。
ライトノベルを謳うだけあり、会話システムがとても特徴的です。
下の画像のようにステージの道中やボス戦中、頻繁に会話が挟まります。
無論、リアルタイムなので戦闘は止まりません。
会話内容は豊富で一つ一つが結構長く、1分以上のものも多々あります。
これらが煩わしい場合、ウィンドウを表示させないオプションや、スイッチ版では会話ウィンドウの濃淡を調整できるオプションもあります。
自室ではヒロインのシアンとの会話が何十パターンにもわたって楽しめます。
シアンは基本大人しそうに見えて本心は気が強い性格で、シアンの能力であり分身体のような存在であるモルフォはその気が強い面が押し出されています。
2人の声優は同じなのですが、2人の使い分けや、シアン時にその深層心理が表に現れるような演技がめちゃくちゃ上手く物凄くリアルなキャラクターになっています。
若干元カノに似ていて辛い^p^
どのキャラクターも本当に個性的かつ魅力的で会話がとても面白いのです( ˘ω˘)
正直もっと彼らの話を見ていたいと思いましたね。
OVAやドラマCDがあるようなので購入してみるつもりです。
初心者にも配慮されたシステム
この作品はアクションが苦手という方にもオススメできます。
特徴的なシステムとして、主人公は雷撃を操る能力を持っていて、それを使うには「EPエネルギー」というゲージを消費します。
そして、なんと、自分が攻撃していない時、ダメージを受けてもゲージを消費することで「ノーダメージ」になります。
しかもゲージは「↓↓」と入力することで「いつでも瞬時に全快」します。
つまり、いかなる場合においても↓↓連打してるだけで「完全無敵」です。
チートかな? チートです。
しかしそこがよく出来ていて、それだけ相手の攻撃がとても激しいということでもあります。高得点を狙う場合ダメージが入らなくても敵の攻撃に当たってはならないという制約があります。
無論、得点を気にしない場合、落ち着いてじっくり敵の攻撃を見て反撃できます。
それでも油断しすぎると死ぬぐらいには基本難しいゲームです。
さらにチートはこれだけでは終わりません。
一定確率で死亡しても「超強くなって復活」します。
復活するとヒロインがフルボイスで謳う「リインカーネーション」が流れるようになり、さらに無限ジャンプ無限空中ダッシュモードになります。
正直くっそ熱い展開でめちゃくちゃ燃えます。
前述の会話等で感情移入もしやすいので絶対に負けられない! って気持ちになりますね。
玄人にも配慮されたシステム
そうなんです。
上記だけ見ると簡単すぎるかな? と思う方も多いと思います。
ところがどっこい、このゲームは玄人にはとことん配慮されています。
まずこのゲーム、縛りやクリア後の超難易度ミッション等がとても用意されています。
さらに得点を稼ぐのはノー被弾(ノーダメージでもダメ)前提になっており、ロックマンシリーズ経験者でも高得点を稼ぐのはとても苦労します。
このゲームは全ステージにヒロインのフルボイス曲があり、攻略中得点が1000を超えると流れるのですが、ゲームオーバー時復活の曲しか聞いたことが無いという人が大半なぐらい至難の技になっています。
他にも強化アイテムの作成周回などのやり込みもあり、いくらでも楽しめる内容になっています。
ここだけ注意
攻略の上で少しだけネタバレになるので注意してください。
基本的にめっちゃオススメなゲームなんですが、一つだけ注意するべき点があります。
真EDを見るには「ノーダメージになる技を封印してラスボスを倒す」必要があります。
正直、結構難しいです。
特にこの技を頼りにごり押してきた人は投げ出してしまうかもしれません。
しかし、このゲームはやればやるほど腕前に即反映されます。
その腕前の反映がとても面白いゲームなのです。
絶対にクリアできるので是非とも挑戦してみてください。
また、Steam版・Swicth版には救済処置のモードもあるので上記の条件を無視してクリアすることも可能です。