こんにちは。KOFは11が一番好きなマスティ（@masty_cafe）です。
今回はちょっと『KOF98UMOL』というアプリに手を出してみたのでレビューをしてみようかなと。
KoFは格ゲーの中でも結構好きで、学生時代はメルブラと並んでハマっていた格ゲーですね。
ちょうど３周年みたいで各所で広告を見かけるので、気になっていたしちょっとやってみようかなと思った次第です。
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Contents
キャラクターが98縛りなのはどうかと思ったが……
もはや実質ALLSTARである
普通にKOF98以外のKOFシリーズのキャラクター出てますね。
というかナコルルまで居ました。
『KOF98UMOL』は名前の通り、KOF98を題材としたゲームです。
初めはそんな限定された世界観で大丈夫なのかなと思っていたんですが、「KOF98」って元からストーリーが無く、できるだけキャラを詰め込んだお祭りゲームなんですよね。
そしてのちにKOF98UMという純粋な対戦ゲームとしてリメイクされるほど人気なので、思ったより問題はないのかなと思ったりします。
KOFが大人気な大陸の方では2002が一番人気らしいですね。
あちらもお祭りゲーでリメイク作品が今もプレイされています。
KOFはやはり、昔からの格ゲーファンに愛されているゲームなので、狙いを絞った方が返って愛されやすいのかもしれません。
短命な昨今のソシャゲ界隈で３年も生き残っていることがその証ですね。
そして３年もやれば、そりゃあ制約を解いて実質「KOF ALLSTAR」みたいなことになるわなという気もします。
バトルシステムはキャラゲーとして良くできている
基本はリズムよくタップしていく
『KOF98UMOL』では最大6名でチームを組んでバトルを行います。
バトルシステムはタイミング良くタップでコンボを繋ぎ、合間合間に固有の必殺技を放つオーソドックスなもの。
注目としては、各キャラクターのドット絵が今作用の描き下ろしなのですが、非常に良く出来ています。
立ち絵や必殺技はもちろん、各コンボモーションなど、原作を良く再現した動きで感動しました。
KOFの新作が3Dになって2Dの良さが失われて久しいので、これはちょっと嬉しいですね。
戦闘で一度に出せるキャラクターも原作に比べて多いので、お気に入りのキャラクターを愛でるにはちょうどいいぐらいだと思います。
実際、他の感想ブログを見ても当時のファンが懐かしさでプレイしている方が多い印象でした。
KOFのキャラクターでベルトコンベアアクションをする「KOF ALLSTAR」に比べると、コツコツとのんびり育成しながら懐かしいモーションや掛け声を楽しむという感じなので、プレイヤー層の差別化は出来ているように感じますね。
大陸系に良くあるキャラ育成システムはKOFと親睦性が高い
ゲーム内マネーは初めにインフレするぐらい配られるので、序盤の強化には困らない
これは多くの大陸産ソシャゲによくある特徴なんですが、とにもかくにもキャラの育成要素が多いです。
日本産だと精々キャラと装備のレベルぐらいですが、大陸系はあらゆる育成要素があります。
ゆえに、キャラを使い捨てずに１つのキャラを末永く強くしていくというゲーム性のものが多く、それは本作『KOF98UMOL』でも変わりません。
幅広い育成要素にくわえ、同一キャラクターで様々な衣装にチェンジできるので、自分の推しキャラクターでゆっくり頑張りたいという方には向いていると思います。
日本だと次々に新しい限定キャラが登場したりするので、ここらへんの要素は自分の好きなキャラでチームを組むKOFには相性が良いですね。
キャラゲーとしては合格点です。
キャラクターの性格がしっかりしていて外伝として良さそう
慎吾の声優が子安さんなことに感動した
KOFのアプリと言えば「KOF ALLSTAR」の悲劇が記憶に新しいですね。
開幕から全キャラがキャラ崩壊しており、設定すらも訳が分からない状態になっていました。
音声と画面が合っておらず音声だけ置いて行かれる悲劇や、明らかなご翻訳のまま音声化されたような惨劇。
それに比べると『KOF98UMOL』は各キャラクターの性格や設定が忠実に守られ、ボイスも原作の人がそのまま使われていたり、イメージにかなり近い人が採用されています。
この時点で既に及第点ですが、描き下ろしの美麗な一枚絵や、原作に沿った無理のないオリジナルストーリーなど、原作愛を感じられる作りになっていて安心して楽しめます。
描きおろしのグラフィックはレベルが高い
元々、KOFシリーズは中国では莫大な絶大な人気を誇り、大会が頻繁に行われている他、SNKの他ゲームと同様に今もなお新作ゲームが作られています。
その愛は本物で、パチスロ事業から撤退させ、自社開発でコンシューマ「KOF」の続編を元SNKスタッフを呼び戻して作らせるほどです。
そんな寵愛を受けて作られたゲームなので、昔を懐かしんでプレイしている人が今もなお多いのは納得ですね。
レビューまとめ
さすが大陸系だけあって完成度が高い作りになっています。
ただのキャラゲーとしては一線を画し、また、キャラゲーとしても完成度が高いですね。
また、本作はサークルというゲーム内コミュニティを作成でき、チャットもわりと盛んなので、ファン同士でだらだら会話するだけでも楽しいと思います。
ちょっと当時の雰囲気を味わってみたいなという方にはちょうど良いゲームですね。
