おすすめゲーミングヘッドセット。音楽・FPS・用途別にゲーマーが厳選【PS4/PC/無線】

2019年6月4日

こんにちは。社畜ゲーマーのマスティ(@masty_cafe)です!

重度のネットゲーマーである私が、自信を持ってオススメできるゲーミングヘッドセットを紹介します。

私がヘッドセットを選ぶ際に注意している点なども合わせて記述しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

基本的に、ゲーマーの私が実際に見聞きし、水準を満たしていると判断したものしか載せていないので、少数精鋭になります。

高い金を出したのにホワイトノイズに悩まされるとかすぐ壊れるとか誰だって嫌なはずですからね。

ヘッドセットの選び方と解説

ヘッドセットは普段の生活では使いませんし、小規模な売場では売られていない特殊なものです。

自分に必要なものが何なのかを知り、より良いものを購入しましょう。

特に付け心地はヘッドセットによって大きく違うので、できれば店頭で一度着けることを推奨します。

ヘッドホンと何が違う? ヘッドセットの必要性

ヘッドセットとは、ヘッドフォンとマイクが1つになった通話用の機器です。

特徴として、マイクが個人での通話に適したものになっていることが挙げられます。

具体的には、ヘッドセットのマイクは通話専用で、自分の声だけを拾うように作られています。

こういった性能のマイクを「単一指向性マイク」と言い、決まった一方向、この場合は着用者の声だけを拾うように作られています。

ゆえに、周囲の雑音を極力いれることなく、相手との会話に集中することができるのです。

片耳ヘッドセットは良いのか?

通話だけが目的ならばお手軽ですし、おすすめします。

もし、音楽や映画鑑賞が目的であったり、ゲーム用であれば基本的にオススメしません。

理由は簡単、左右の音を聞き分けられず、音に奥行きが無くなるからです。

これによって音楽や映画の臨場感を欠くことになりますし、ゲームにおいては足音の方向を聞き分けられないなど致命的な欠陥を持つことになってしまいます。

USB接続と3.5mmステレオミニプラグの違い

3.5mmステレオミニプラグ。マイクとヘッドフォン部の2つがある
3.5mmステレオミニプラグ。マイクとヘッドフォン部の2つがある
金属部の黒いラインが2本なのが特徴

3.5mmステレオミニプラグはイヤフォンジャックに挿す金属プラグです。
ヘッドセットの場合、通常はマイク用とヘッドフォン用で2つのプラグが伸びています。

音質を比べると、同価格帯ならばUSB接続の方が良くなる傾向にあります。

しかし、当然ながらUSBを挿せる機器でなくては使えません。

USB機器が挿せないもの、例えばスマホやアンプなどに挿すことができるのはこちらになります。

使いたい機器を見て、どちらの接続が可能なのかを見極めてから選ぶといいでしょう。

以下は簡易早見表です。

  • PS4に直接挿す場合はUSB
  • PS4コントローラーは4極ミニプラグ
  • PCはUSBか3.5mmミニプラグ

4極ミニプラグ。ヘッドセットの線が一本しかない場合

4極ミニプラグ。ヘッドフォンとマイクがセットになっている
金属部の黒いラインが3本なのが特徴

もし、ヘッドセットのプラグが一本しかない場合は4極ミニプラグです。

PS4コントローラーに直接挿す場合は、こちらのプラグを使用します。

見た目は3.5mmステレオミニプラグとよく似ていますね。

PCに繋ぐ場合、4極は直接は挿せないので変換機を使うと良いでしょう。

逆に、3.5mmはPS4に繋げられないので、次のような変換機を使用しましょう。

マイクのノイズ対策(息が当たる問題への対処)

ウインドスクリーンを使用しましょう。

マイクに被せるスポンジですが、大抵ヘッドセットなどのマイクは裸です。

それはウインドスクリーンは唾や息からマイクを守る消耗品だからです。

格安で売っているのでぜひ合わせて購入してください。

>>私が使用しているウインドスクリーンのレビューはこちら

【ゼンハイザー】GSP107。5000円の格安優良ヘッドセット

ゼンハイザーのエントリーモデルとなるヘッドセット。

これは私が長年愛用していたPC161の系譜に当たるシリーズです。

良い点とおすすめな人

とにかく安いのに性能がとても安定しているのが最大の特徴です。

ヘッドフォン部は平凡ですが、マイク部が安定しており安心できます。

ゼンハイザーは補聴器も手がけるメーカーなので、エントリーモデルにも手を抜かないということでしょう。

そして何といっても信じられないぐらい軽く、ヘッドセットが重くて耳が痛いという方に最適な仕様になっています。

流石にプラスチックで見た目の安っぽさは否めませんが、だからこその軽さとも言えますね。

というより、他のヘッドセットが無駄に金属ゴテゴテにしすぎてるだけな気がします。

フルプラスチックのヘッドセットはゼンハイザーが得意とするモデルでもあり、多くのモデルで採用されています。

他のヘッドセットは高すぎ、でも安物で変なものは掴みたくないという方はこれにすれば、まず間違いはありません。

悪い点

どんなに良くても流石にそこは低価格モデルです。

マイクは問題ありませんが、音質は限界があります。

がっつり映画鑑賞や音楽鑑賞に使いたいという方にはもう少し上のモデルにした方が良いでしょう。

「GSP107」の詳細スペック

周波数特性 20~22,000 Hz
インピーダンス 16Ω
感度 118db
マイク感度 公式記載なし
マイク周波数特性 公式記載なし
接続方法 3.5mmプラグ
重量 195 g(ケーブル含む)

【ゼンハイザー】GSP550 & GSP500。音楽鑑賞にも使える高性能ヘッドセット

私一押しのゼンハイザーのヘッドセット。

良い点とおすすめな人

高価格帯では最高クラスの音質とマイク性能を誇ります。

また、本製品は開放型で、音が外に漏れるかわりに音が籠らずとても自然な音が聴けます。

ヘッドセットでありながら非常に高音質で、ゼンハイザーの売りである安定したマイク性能と非の打ちどころがありません。

私が使用している「GAME ONE」の後継機に当たるもので、金属部が増えたことにより見た目の高級感が上がりました。

マイクを上に上げるだけでミュートにできるのも優れもの。咄嗟の親フラに対抗できるぞ!

※GSP550 & GSP500の違いは、GSP550がUSB接続、GSP500が3.5mmプラグになっています。

悪い点

ゼンハイザーのヘッドセットにしては少し重いです。

ゼンハイザーは全てプラスチック素材で作ることが多いのですが、本製品は金属パーツも使われています。

もちろんこれは見た目の高級感が上がりますし、他社製品と比べるとそれでも軽い方なので許容範囲内ですが、ゼンハイザーといえば軽量ヘッドセットと思っていると、少し面食らうかもしれません。

また、イヤーパッド部がスポーツ素材なので、冬場は少しひんやりします。

気持ちいい素材なので、メリットデメリットあるところですね。

「GSP550」&「GSP500」の詳細スペック

周波数特性 10~30.000Hz
インピーダンス 28Ω
感度 107dB SPL(@1kHz,1V RMS)
マイク感度 -47dB
マイク周波数特性 10Hz~18,000Hz
形式 ダイナミック・オープン型
接続方法 (GSP500) 3.5mmアナログ接続(4極)・3.5mm2又接続
接続方法 (GSP550) USB接続
重量 約363g

【ゼンハイザー】GSP600。FPS向けで足音を完璧に捉えるヘッドセット

私一押しのゼンハイザーのヘッドセットその2!

良い点とおすすめな人

高価格帯では最高クラスの音質とマイク性能を誇ります。

また、本製品は密閉型で、音が外に漏れず、高音を重視したタイプです。

高価格帯では最高クラスの音質を誇ります。

足音が聴こえやすいのでゲームに向いており、低音が短い音質は映画などにも重厚感溢れる音質を提供してくれます。

GSP500・550と同じく、ヘッドセットでありながら非常に高音質です。

マイクも素晴らしい感度と周波数特性を誇る正にフラグシップモデルと言った出来ですね。

同社の名機「GAME ZERO」の後継機にあたる製品で、愛用者も飛びぬけて多いシリーズです。

マイクを上に上げるだけでミュートにできる親フラ対策も完備しており、持ち運びにも適しています。

ゼンハイザーなのでもちろんマイクも安心で、非常に高性能な安定した通話を楽しむことが可能です。

悪い点

前モデルのGAME ZEROと比べると少し重いです。

金属パーツが増え、プラスチックの軋みが減り、高級感が増したことによる弊害ですね。

イヤーパッドもゼンハイザーにしては高級感溢れており、気持ちいい素材です。

そしてやはり、冬は装着時に少しひんやりします。

「GSP600」の詳細スペック

周波数特性 10~30.000Hz
インピーダンス 28Ω
感度 112dB(1kHz,1Vrms)
マイク感度 -47dB
マイク周波数特性 10Hz~18,000Hz
構造 ダイナミック・密閉型
接続方法 3.5mmアナログ接続(4極)・3.5mm2又接続
重量 約395g

【SteelSeries】ARCTIS 5 2019 Edition。1万で買える優良ヘッドセット

プロゲーマーやYoutuberにめちゃくちゃ使われているSteelSeriesのスタンダードモデル。

良い点とおすすめな人

お値段が1万ちょっとと非常に安いうえに性能が良く、コスパがとても良いのが特徴です。

同シリーズの入門モデルである「ARCTIS 3」は数千円安いのですが、SteelSeriesの特徴であるサラウンド機能や独自のマイク音量調整機能などが使えず、正直言って絶対に物足りなくなるのでオススメできません。

「ARCTIS 3」の上位互換に相当し、USBと3.5mm(4極)両方の接続に対応しているのが非常に嬉しいですね。

さらに重量305gというのが驚きで、ヘッドセットは長時間つけるのがこの軽さは本当にうれしいです。

色は黒と白の2種類あり、見た目も非常にスタイリッシュ。

マイクミュートはボタンなので親フラ対策に練習が必要です。

昔はやや色々言われていましたが、2019版になってからは音質・マイク共に高品質となり、ゲーマー用のヘッドセットとしてはスタンダードなモデルになりました。

プロの愛用者も多く、この値段帯ならバランスの良い選択です。

悪い点

ヘッドホン部の側圧が少々甘く感じますね。

ヘッドホンの締め付けが辛いという人には逆にメリットかもしれません。

1万円という価格帯では最高クラスなので、特に言う事がないですね。

「ARCTIS 5 2019 Edition」の詳細スペック

周波数特性 20~22,000 Hz
インピーダンス 32Ω
感度 98db
マイク感度 -48dB
マイク周波数特性 100Hz-10000Hz
接続方法 USB・3.5mm(4極)
重量 約305g

【SteelSeries】ARCTIS 7 2019 Edition。無線ヘッドセットの決定版

SteelSeriesの無線モデル。

良い点とおすすめな人

性能は概ね「ARCTIS 5」と同じなのですが、バッテリー24時間という驚異の駆動を誇るワイヤレスヘッドセットは唯一無二でしょう。

有線としても使える両対応なのも嬉しいポイントです。

値段はさすがに少し上がりますが、それでも性能に対して値段は安い方だと言えます。

悪い点

ARCTIS 5に比べても少し重いですね。

無線型のため、バッテリーやレシーバーを内蔵しているので仕方がない部分でもあります。

やはり無線型では唯一無二の性能を誇るため、特に語るほどのデメリットがないですね。

「ARCTIS 7 2019 Edition」の詳細スペック

周波数特性 17Hz ~ 22,000Hz
インピーダンス 16Ω
感度 98db
マイク感度 -48dB
マイク周波数特性 100Hz-6500Hz
接続方法 ワイヤレスUSB/3.5mm(4極)プラグ
バッテリー 24時間
重量 約373g

まとめ

今回は見ての通り「ゼンハイザー」「SteelSeries」の2メーカーに紹介を絞らせていただきました。

理由は、この2つのメーカーは私が10年以上愛用していたり、友人が使用していてとても信頼できる製品だからです。

人によっては1日中つけることになるものなので、自分のライフスタイルに合わせた製品を選ぶようにしましょう!

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