こんにちは。廃ネットゲーマーのマスティ(@masty_cafe)です。
私はかなりのネットゲーム狂いである自覚があります。
そんな長い長いネットゲーム人生の中でも、ゲーミングマウスは色々試したうえで3種類しかメインに使ってきませんでした。
もうゲーミングマウスで迷いたくないという方は、ぜひこの3つのうちどれかを使ってみてください。
3つのうちどれを使えばいいのかは、記事内で用途別にご説明させていただきますね。
Contents
ゲーミングマウスの選び方
ゲーミングマウスは有線か無線か
私個人は、高級なゲーミングマウスを買うなら有線をおすすめします。
ゲーム用に性能を上げたものを使うのですから、無線にしてわざわざ性能を落とすのもどうかと思うからです。
あと単純に、充電とかバッテリー交換がめんどくさいというズボラな理由です。
とはいえ、ロジクールはそもそも無線マウスを世界で最初に売り出した企業ということもあり、非常に高性能なワイヤレスゲーミングマウスが揃っています。
気持ちの問題なところもあるので、無線マウスでも正直構いません。
有線の線が邪魔と言う方には、マウスバンジーというマウスの線を固定して引っ張られる感触を減らすアイテムがあります。
スペースがあればめっちゃ良い感じなのでオススメですよ。
ハイエンドモデル(高級マウス)の方が良いのか?
一時期、ロジクールの高級マウス「PRO」を使用していたことがあるのですが、正直なところ、あまり違いが分かりませんでした。
私が普通のマウスからゲーミングマウスに変えたとき、あきらかにカーソルの滑り加減がシャープに感じたり、マウスを停止させたときピシっとするなと違いが分かったんですが、さらなるハイグレードなものにして感じるものがあったかと言われると、うーん? という感じ。
私の人間スペックが低いせいな可能性もあるので、手に持った感触が好みで、なおかつお金に余裕があればハイエンドモデルを検討してみても良いと思います。
ロジクールは上位互換製品が少なく、ハイエンドモデルは形状や押し心地なども大きく異なるので、購入の際は店頭で手に持ってみることをオススメします。
ただ、ワイヤレスゲーミングマウスを購入するなら高級品が良いかな、とは思います。
私が重視しているポイント
1番気にしているのはホイールを転がしたときの感触です。
ゲーミングマウスの性能に1ミリも関係してないですが、大真面目に1番気にしています。
私が1番使う部分なので、どれだけ性能が良くても、ここが不愉快なら絶対に買いません。
理想としては、邪魔にならない程度にコロコロとした引っかかりが感じられ、自分の回したいと思った分だけ回り、止めたいところでピタッと回ってくれるホイールです。
ひっかかりが全くなかったり、重すぎたり、感触や音が大げさだったりすると買いたくないですね。
2番目は手に持ったときの感触と大きさです。
マウスはずっと手に持つなので、ここがダメではどうしようもありません。
ぬめっとせず、さらっとした感触で汗に強くベタつかず、軽めだと良いですね。
大き目でも大丈夫ですが、あまりにも大きいと重いですし、小さすぎても力が入りやすくて疲れるので、標準的なものから、ちょっと大型ぐらいまでが理想です。
親指でつまむ部分にはラバーがあると持ちやすさが跳ね上がっていい感じですね。
3番目はカスタマイズボタンの場所と押しやすさです。
ボタンはゲーミングマウスにおいて重要な部分ですし、もはやこれが目的といっても過言ではないので、キチンと押せることが重要です。
できれば親指で押せる位置に2つ以上あればFPSでも使いやすくなります。
4番目は性能です。
ぶっちゃけこれは気にしてないです。
ロジクールかRazerのゲーミングマウスで性能が悪いとかありえませんし、色々使ってみた私の印象では、低価格帯から高価格帯まで等しく実用に耐えうる性能でした。
なので私は、持ちやすさや、ボタンの数・位置などを最重要視しています。
なぜゲーミングマウスはロジクールが良いのか?
ロジクールのマウスは信頼性が高い
多くの環境で安定しやすいマウスだからです。
そもそもロジクールは本社をスイスに置く企業で、マウスメーカーとして名をはせた企業です。
あのトラックボールや、ワイヤレスマウスを世界で初めて開発したのもロジクールで、アメリカではマイクロソフトやRazerを差し置いて市場シェア1位でもあるのです。
ロジクールはそういった世界的なメーカーであり、信頼性はとても高いと言えるでしょう。
例えば、マウスやキーボードと言ったデバイスをパソコンで動かすとき「ドライバ」というソフトが使われるのですが、パソコンの構成によってはドライバとの相性が悪く、その性能を発揮できないパターンがあります。
しかし、ロジクールほどの有名なメーカーのものであれば、相性が悪く動かないという事態はかなり少なくできます。
このドライバを理由に、マイクロソフト純正デバイスを愛用している人も居るぐらいですし、実際、私もキーボードは長らくマイクロソフト純正を使用していました。
同じく、Razerがゲーミングデバイスでは世界2強なんですが、日本国内での知名度的にはまだまだロジクールかなと感じています。
ロジクールのマウスは店頭で試しやすい
ロジクールのゲーミングマウスって、大きめの電気屋であればどこにでも置いてあるんですよね。
マウスって常に手に持つものなので、手に持ったときの大きさ・クリック感・ホイールの感触などなど、人によって好みが大きく異なるのです。
なので、実際に手にもって確かめることができるロジクールのマウスは多少高くても安心して買えるんですよね。
ロジクールのマウスは保証期間が長い
ロジクールのゲーミングマウスは保証期間が2年あります。
壊れたら購入時の保証書を添付して送ると新品で帰ってきます。
マウスはとても繊細で、チャタリングなど壊れやすいものなので、2年という長期間の保証が無償でついてくるのは破格と言わざるを得ません。
世界的メーカーでサポートも良いですし、高い買い物になるのでこのへんは本当に安心できますね。
『G300S』軽量小型マウス。安価・左利き対応で職場でも使いやすい
ロジクールのエントリーモデルですね。
エントリーモデルでありながら、高性能・安価・左利き対応・軽い・ボタン多数と完璧なマウスです。
私のメインマウスでもあり、一番長く使用してきました。
G300Sの良いところ
特徴はなんといっても小型で軽いことです。
さらに左右対称型なので、右利き・左利きどちらであっても対応できます。
そのくせカスタマイズ可能なボタンが6個も付いているという豪華っぷりです。
※公式では9個と言っていますが、左右ホイールクリックも含めてるので実質6個と考えた方が良いです
値段も高性能ゲーミングマウスとしてはかなり安く、性能も抜群で使い勝手が良い万能選手です。
私は普段使い用として、家だけでなくオフィスでも愛用しています。
なんせ大きさと値段のわりにボタンも多いので、マクロや良く使うキーを登録しておけるのが非常に便利なんですよね。
いつものマウスから、ちょっとグレードアップしたいなという方にはとてもオススメですよ。
G300Sの悪いところ
カスタマイズボタンがやや押しづらいです。
普通のゲーミングマウスは親指でさくさく押せるものが多いのですが、なぜかこのモデルはボタンの位置が上にあるので、一旦指を立てるようにして押す必要があります。
ボタンの押し心地はとても素晴らしいので、咄嗟に押しづらいということを除けば全然使える配置ではあります。
実際、私は左クリック側にある2つと、ホイール下にある2つの計4つはよく使っています。
右クリック側の2つはマクロや複数キーも登録できるので、咄嗟に押す必要のないショートカットキーなどを登録しておくと便利ですね。
あと、強いてあげるなら小ぶりなので、手が大きい方だと指を引きずってしまうかもしれません。
私は小指を引きずる形でしたが、そこはさして気になりませんでした。
逆に言えば、つまみ持ちがしやすいマウスでもあります。
欠点は本当に唯一これぐらいしかないと言える素晴らしいマウスなので、ぜひとも触ってみていただきたいですね。
「G300S」がおすすめな人と詳細スペック
大きさ | 115×72×37mm |
---|---|
重量 | 82g |
ボタン数 | 9 |
DPI | 200~2,500DPI |
最大速度 | 150IPS |
- 安くて高性能なゲーミングマウスが欲しい方
- つまみ持ちをしたい方
- オフィスで使用したい方
- 小さく軽いマウスが欲しい方
- 左利きでも使えるマウスが欲しい方
この辺りの人におすすめします。
本当に良い製品なので、ひとまずゲーミングマウスを試してみたい方にはオススメですね。
『G402』万能中型マウス。迷ったらこれ。
ロジクールのミドルクラスマウスです。
ミドルクラスのモデルは色々ありますが、ボタンの量・位置、マウスの性能・形状を加味し、最もバランスが良く使いやすいマウスだと私は感じています。
私がパソコンでゲームをする時のメインマウスがこれです。
特にFPS系はほぼこれですね。
G402の良いところ
個人的に最大の特徴は、ボタンの位置がとても良いことです。
親指で押せる位置に5つあり、1つをdpi調整用に使用しても4つも押せます。
※公式では8個と言っていますが、左右ホイールクリックも含めてるので実質5個
各ボタンは押し心地もカチっと柔らかくていいですし、マウスホイールもカタカタカタって柔らかくも引っかかってくれる心地よい回り方です。
ボタンが多すぎて使いこなせないというほどでもないですし、絶妙な配置だと思います。
もう1つは、トラッキングの最高速度が500IPSと、とても高いことです。
これは同社のハイエンドモデルよりも高く、マウスをどれだけ早く動かそうが反応してくれるということでもあるので、FPSやRTSなど、マウスを高速で動かす必要があるゲームにおいて絶対的な安心感があります。
G402の悪いところ
正直使っていて不満は無いというか、これでマウスは完結したレベルなんですが、同社のハイエンドモデルが続々出てきたこともあり、中途半端な立ち位置になってしまったかな? という印象ですね。
と言っても、ハイエンドモデルはどれもこれも1万を超えるので、「もうちょっとお金を多く出してハイエンドの方を買うわ」とも正直言えないというか、私自身もそこまで必要なのか? と思ってます。
なので不満をあえて言うなら「上位に位置するモデルが存在する」ですかね。
「G402」がおすすめな人と詳細スペック
大きさ | 136×72×41mm |
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重量 | 108g |
ボタン数 | 8 |
DPI | 240~4,000DPI |
最大速度 | 500IPS |
- FPSなど高速でマウスを動かすゲームをしたい人
- 親指で押せるボタンが複数欲しい人
- 中型サイズぐらいのマウスが欲しい人
- 手ごろな値段でゲーミングマウスが欲しい人
このあたりの人にオススメですね。
私自身、知人にゲーミングマウスでおすすめを聞かれたら、まずこれを推奨します。
それぐらい無難オブ無難なマウスです。
『G600』大型多ボタンマウス。RTSやMMOにはこれ。
ロジクールが誇る大量ボタンマウス。
20個のボタンという驚異的なボタンの量を誇ります。
MMOやRTSのように、大量のボタンが必要な人はまずこれ1択というオンリーワンなマウスです。
G600の良いところ
やはり、ボタンの量ですね。
20個のうち12個が親指で押せる位置にあり、全てのボタンの傾きが調整されているため、親指を添えたまま、親指を傾けるだけで全てのボタンを押すことができます。
まさにゲーミングマウス・オブ・ゲーミングマウス。
私はFF14で、増え続ける使用キーの数の多さに限界を感じて導入しました。
私の固定周りでも、このG600を使用している人が多かったですね。
面白い特徴に、右クリックの隣にもう1つクリックできるボタン「Gシフト」があります。
このGシフトを押している間、12個のカスタマイズボタンが、もう1つの割り当てた配列に切り替わるのです。
つまり実質、親指で押せる位置に24個のボタンがあるということになります。
これらのボタンには様々なカスタマイズキーを設定できるので、イラスト作業などのパソコン業務にも非常に便利に使えます。
G600の悪いところ
慣れるまでちょっと難しいです。
めちゃくちゃ押しやすく計算されたボタン形状・配置になっていますが、親指だけで12個のボタンを一気に使えるようになるのはさすがに慣れが必要です。
一度慣れてしまうともう二度と戻れないぐらい快適なので、ぜひとも使用してみてほしいですが、難しいのは隠しようがないところですね。
あと、他のマウスに比べてややホイールの質感がカラコロと軽めですね。
人によってはこちらの方が好きかもしれないですが、私はやや重い方が好きなので、まぁ好みの問題です。
そこそこ大きいので、つまみ持ちとかはできません。
私の知り合いの使用者には女性も多かったので、手が小さすぎて扱えないということはないでしょう。
「G600」がおすすめな人と詳細スペック
大きさ | 118×75×41mm |
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重量 | 133g |
ボタン数 | 20 |
DPI | 200~8,200DPI |
最大速度 | 160IPS |
- MMOやRTSなど使うキーが多いゲーム用
- イラスト作成などで多くのボタンを使いたい
- 大型のマウスが欲しい
おすすめの人はこの辺りですね。
と言っても、見るからに特徴的なマウスなので、求めている人は自分でもすぐ分かるのではないでしょうか。
そして、そう言った人には期待通りの働きをしてくれるのがこのマウスです。
これだけの多機能マウスで1万を切るという破格の値段なので、挑戦してみたいという方はぜひとも挑戦することをオススメします。
使いこなしたときの対費用効果は絶大ですからね。
「G304」「G903」無線ゲーミングマウスならこれ【番外】
オススメは上記3つですが、もし仮にワイヤレスゲーミングマウスをおすすめしてくれと言われたらこれです。
この「G304」と「G903」は似たマウスで、両者共にワイヤレスのゲーミングマウスとしては申し分ない性能です。
ぶっちゃけ安くて有線にも劣らない性能なので「G304」をオススメします。
G304は親指で押せる位置に2つのカスタマイズボタンがあります。
ゲーミングマウスとしてはやや心もとないですが、ホイール下にあるボタンもカスタマイズできるので、3つもあれば問題ないでしょう。
欠点としては動力が単三乾電池1本だということです。
それでも99gと非常に軽量ですし、250時間駆動と優秀なんですけどね。
ハイエンドモデルである「G903」はめちゃくちゃ高いですが、それらの弱点を完全にカバーしています。
左右対称のモデルで、ボタンは左右に2つずつ、ホイールの下に3つあります。
さらに「POWERPLAY」というマウスパッドを使うと、なんとワイヤレスで充電することもできるのです。これまためちゃんこ高いんですけどね。
性能も本当にハイエンドなので、すべてのストレスからおさらばしたいという人にはオススメです。
まとめ:用途別3つのゲーミングマウス
- 小型で安くシンプルなG300s
- 中型でボタンがそこそこで万能なG402
- 大型でボタンが大量にあるG600
以上、私がよく使用している3種類の有線ゲーミングマウスと1つの無線ゲーミングマウスでした。
一応、用途別に分けましたが、複数持つ必要は全くなくて、どれか1つで構いません。
それぞれ特徴が異なるので、ご自身にあったマウスが見つかれば良いですね。