ToS(Tree of Savior)CBT2【感想・レビュー】

2015年12月20日

どうも、ガチネットゲーマーのマスティ(@masty_cafe)です。

このたび、ToS(Tree of Savior)のストレステストに参加したので、感想やレビューを書いていこうと思います。

もっと早く書くつもりがだいぶ遅れてしまいました。
その理由も書いていきます( ˘ω˘)

ファーストインプレッション

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独特な絵本のような世界観は美しく飽きない

期待以上でもなく、及第点ギリギリと言った印象。

正直、期待しすぎていた面もあるかもしれません。

そのため、書くモチベがなかなか出ませんでした( ˘ω˘)

内容は通常攻撃に重きをおいた2DアクションMMO。

ハクスラとレベリング、スキルビルドを楽しむタイプのゲームです。

打撃感やヒット感などは気持ちよく、キャラクターや音楽も前評判通り好印象です。

製作者の意図しているものとは逆に

製作者のインタビューを見ていると色々期待させられましたが、実際にやってみると製作者の作りたかったものと乖離している部分が多いなぁという印象です。

例えば、「クエスト一本道ではない」ということですが、実際のところ、クエスト中心のゲームになっていると言わざるをえません。

Lv200までがチュートリアルでそれ以降はメインクエストが途絶えるとありましたが、Lv200までを通常の経験値でやると凄まじい時間がかかります。

それはチュートリアルというにはあまりにも長すぎるもので、それまでに「このゲームはクエスト中心なんだな」と思われることがほとんどでしょう。

また、クエストをせずともマップを解放でき、レベルも上げられるとあります。

しかし、「コレクション」というメインクエストを進めることで入手できるアイテムを集めると永久的にステータスが上がる要素などがあります。

こういうものがある以上、メインクエストは避けては通れないものとなっていると言わざるをえないでしょう。

マップの繋がりもいささか単調なのでクエストゲーを助長させていますね。

これはオープンβでは改変されているらしいので期待できるところです。

開発者インタビューにこのようなことが書いてあります。

「初めはメインクエストは無かった」→「希望が多かったのでメインクエストをいれた」→「また評判が悪いのでクエスト表記を無くした」→「まだクエスト重視だと言われる」

ユーザーの意見を取り入れるのはいいですが、ある程度一貫した態度で作ってほしいところです。

全体に漂うあとほんの少し足りない感

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ポリン?

実際にプレイしていて多くの場面で感じたのがこれです。

圧倒的な量のバグはオープンβまでに治していただくとして、「んー、惜しいなぁ」と思う場面が多くありました。

例えば、街やフィールドで色々な職が色々なことをしているのが理想というインタビューがありましたが、その街やフィールドが狭いです。

純粋に狭いというより、全体的に通路などで構成されており、大きな広場などがほとんどありません。

街にも入れる建物などはあまりなく、重要NPCが無造作にそこらへんに並んでいます。

また、チャンネル制で細かく分けられており、一度に同じフィールドに居れる人数も制限が多くかかっています。

チャットの使い勝手の悪さも相まって、のんびりするというには少々不便なところが多く感じます。

他にも戦闘面だと、「スリープ」や「レサージー」と言ったデバフ魔法の使用感などは面白いのです。

しかし、基本的に戦闘は対複数で行うものであり、使える場面はPvPなどに限定されるでしょう。

そういった所に、少々大雑把すぎるかなと感じるものがありました。

他にも、魔法使いでも剣を装備でき、魔法剣士プレイなどが出来たりと面白いところがあるのですが、剣を装備しても通常攻撃は結局魔法のままで、別に剣で殴れたりはしません。

色々な武器を装備できるのなら、ここらへんも拘ってほしいところですね。

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知り合いとパーティプレイもしていたのですが、チャンネルが移動のたびに切り替わってバラバラになってしまうのも不満点ですね。

色々書いたけれど

色々不満点を書きましたが、後一歩で面白くなりそうな要素はいくつもあります。

どうにか本番までに頑張ってほしいところですね。

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