おすすめのBTOメーカー比較!購入時の注意と選び方をやさしく解説

2019年9月4日

BTOメーカーの比較

こんにちは。ネットゲーム廃人にしてシステムエンジニアのマスティ(@masty_cafe)です!

パソコンを購入したいと考えている人で、BTOを考えているけど、何から調べたら良いのか分からないという人に向けてやさしく丁寧に解説します。

私と一緒にパソコンのある生活を楽しみましょう( ^ω^ )

BTOパソコンとは

btoパソコンとメーカー製

BTOとは(Build to Order、ビルド トゥ オーダー)の略です。

つまり、パソコンをパーツごとに好きなものを選んで注文できる仕組みで、販売店は選ばれたパーツを工場で組み立てた状態で客先に届けてくれます。

ゲーミングPCでは主流となってきている買い方の1つですね。

対して、メーカー製とは、家電量販店などに置いてある最初から組み上がったパソコンのことです。オンボードパソコンとも呼ばれ、購入は楽ですが性能的に融通が利かなかったり、必要のないソフトが大量に入っていることが多いです。

BTOは「マウスコンピューター」「ドスパラ」「パソコン工房」などが有名で、メーカー製は「富士通」や「NEC」などが有名ですね。

特にBTOは下の3つが初心者向けで、それぞれの比較は記事下部に詳しく書いてあるのでぜひ参考にしてみてくださいね。

BTOとメーカー製どっちが良い?

目的にもよりますが、ゲームがしたいならBTO、それ以外ならメーカー製も考慮に入ります。

ゲームをする場合はメーカー製の様々なアプリは邪魔でしかないですし、パーツに融通が利かないので全く向きません。

それ以外、例えば絵を描きたいであったり、プログラミング用高性能PCであったりするならば、MacBookやSurfaceなどが選択肢に入ってきます。

全部1つのPCでやりたいなどの場合はBTOで高性能デスクトップを購入するという選択が適切になるでしょう。

BTOと自作どっちが良い?

この質問を調べてる時点でBTOをおすすめします。

最近のBTOメーカー製パソコンは本当に良く考えられていて、自作で色々工夫して後々のことを考えたカスタマイズをだいたいBTOメーカーがやってくれてます。

後述しますが、それなりに知識がないと自作はBTOより安くなりませんし、後々困っても自作は誰も助けてくれません。全て自己責任です。

自作はそういうのを込みで、構成を考えるのが楽しい人向けになります。

BTOパソコンの選び方【用途別】

どのパソコンを購入するかは、現在使用または将来使用する予定のソフトウェアの推奨スペックに合わせましょう。

基本的にどんな用途でもこれで大丈夫です。

例えば絵を描くなら「Photoshop」、ゲームをするなら「FF14」、CADでも画像編集ソフトでも、必ず公式サイトに書いてあります。

注意したいのは「推奨スペック」であって「最低スペック」ではないことです。

最低は本当にギリギリ動くラインの話なので、動作してもガクガクしたり、アップデートしたら動作保証外になってしまいます。

また、推奨でも快適に動かせるレベルであって、最高設定で動くではないことに注意が必要です。

まずは推奨スペックのPCを選び、そこから用途別にカスタマイズしていきましょう。

カスタマイズに関しては、以下のページで全パーツ・全保証・全ソフトウェアの選び方を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

>>ゲーミングPCの選び方。初心者に向けて全パーツごとにおすすめを優しく解説!

初心者は○○○推奨PCを選ぶことをオススメ【ゲーミングPC】

BTOパソコンには、ゲームごとの推奨PCというものがあります。

「FF14推奨PC」とか「PSO2推奨PC」とかいうアレです。

これらは初めからある程度、ゲームに耐えうるスペックで組んでくれているうえに、さらにそこからパーツをカスマタイズできるので、良く分からないという人はこの推奨PCを選びましょう。

ちなみに、どのゲームの推奨PCを選んでもあまり変わらないので、できるだけスペックが必要そうなゲーム(FF14など)か、自分のやろうとしているゲームの推奨PCを選びましょう。

そこから、自分が本来やろうとしているゲームのスペックに調整したり、自分の好みにカスタマイズしていきます。

カスタマイズに関しては以下を参考にしてください。

>>ゲーミングPCの選び方。初心者に向けて全パーツごとにおすすめを優しく解説!

BTOパソコンを購入する際の注意点

BTOパソコンは良い所ばかりではありません。

なにやらBTOパソコンは最強みたいな解説をしているところも多いですが、当然デメリットもあります。

ちゃんと、デメリットについて把握して買うようにしましょう。

BTOパソコンの初期不良は修理扱い

BTOパソコンは初期不良であっても「修理扱い」になります。

これビックリなんですが、交換ではないんですよね。

なので、初期不良に対応する保障付きかどうかだけは良く注意しておきましょう。

最近の大手BTOショップは初期不良は対応してくれることがほとんどですが、確認は忘れないようにしましょう。

BTOはパーツのメーカーを選べない場合、格安メーカー製になる

パソコンのパーツというのは、実は同じパーツでも、様々なメーカーや工場でアレンジを加えて生産しています。

なので、例えば同じGPU「GTX1060」でも、メーカーが異なれば性能も少し変わってきます。

コアなBTOショップではこのメーカーも選べるのですが、大手BTOショップでメーカーは選べません。

自由度が低い代わりに安いのですが、性能もやや低くなります。

これを避ける方法は2つです。

  • 完全に自作する
  • コアなBTOショップを使う

自作は面倒だからBTOを使うのですし、メーカーまで選ぶとめちゃくちゃ高額になります。

では、コアなBTOメーカーにすれば良いのか? といえば、そう単純ではありません。

なぜならコアなBTOメーカー(サイコムやテイクワン)などは、客もコアであることを想定しているため、カスタマイズ性は高いものの値段が高かったり、初心者ではどれを選べばいいか全く分からなかったりします。

正直、どこも一長一短であるため、本記事においては初心者向けの一点に絞ってご紹介させていただきます。

必ずしもBTOが自作より安いわけではない

これも良くある大きな誤解です。

しっかりと知識を持った人が、パーツ同士の互換性を把握し、必要な機能だけを取捨選択し、相場の最低価格で選べば、BTOより数万程度は安く作ることが可能です。

当たり前ですが、保証もサポートも付かないですし、自分の作りたいものが明確な人向けになります。

誰にも一切頼る気はない! という方以外はBTOが無難でしょう。

おすすめBTOパソコンメーカーの比較と特徴を紹介

私が実際に利用しているショップをご紹介します。

下記に紹介するショップはサポートが充実していて分かりやすい初心者向けです。

他に、もっとカスタマイズ性が高いBTOショップなどもあるのですが、自己責任なうえ上級者向けになってくるので、あくまで私がオススメできる初心者向けBTOショップに限らせていただきました。

パソコン工房

パソコン工房のホームページ

「パソコン工房」公式サイト

HPデザインが使いやすく、初心者向けBTOショップでは比較的安いBTOショップ。

私の現在のPCはここで購入しました。

全国区で持ち込みサポートもできますし、いつも何かしらのセールをしているのでとにかく安く買えます。

カスタマイズも初心者向けにしては広めで、コストパフォーマンスはかなり良いですね。

ゲーミングPC以外も充実しているのも特徴で、ブランド色も薄いのでどんなPCを買うにも万能な存在です。

初心者より少し詳しいよという方はこちらを覗くと満足できるはずです。

マウスコンピューター

マウスコンピュータの公式サイト
マウスコンピューターHP内のG-Tune

「マウスコンピューター」公式サイト

急激に全国区に登り詰めた新鋭BTOショップ。

ゲーミングPCは「G-Tune」というブランドで展開しています。

24時間対応、持ち込みサポートにも対応しています。

初心者ならまずここを選択肢に入れて探すべきというぐらい、初期パーツ選びが考えられているメーカーです。

私の知り合いではここでの購入が一番多いです。

起動時のチーズロゴが嫌という謎の評判がありましたが、私は可愛いくて逆に好きです( ^ω^ )

クリエイター向けのPCなども売っており、何気に幅はパソコン工房並かもしれませんね。

送料が比較的高いのには要注意ですが、PCは比較的安いので正直誤差の範囲でしょう。

ドスパラ

ドスパラ公式サイト

「ドスパラ」公式サイト

ゲーミングPCブランド「ガレリア」を有する国内有数のBTOショップ。

初心者向けBTOショップの中ではガレリアのおかげで推奨PCが多く、悩まずゲームにあったPCを購入することが可能です。

特にガレリアはeSportsなどとコラボしており、名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

ただ、ドスパラはパソコン工房やマウスに比べると、オリジナルパーツが多かったりするので、パーツに拘りがある人は気になるかもしれません。

知名度では間違いなく№1ですし、納品までも比較的早いのでストレス無く買い物ができるはずです。

サイコム・タケオネ・ワンズはどうなの?

これらは、自作できる人が組立だけ面倒だから任せたい時に使うBTOメーカーです。

通常のBTOメーカーはカスタマイズを加えていくと値段が余計にかかるのですが、これらの玄人向けBTOメーカーはカスマタイズ自体にはあまり値段がかかりません。

値段で言えばお得ですが、パーツ同士の相性などは一切考慮しないので、全く動かない組み合わせであっても注文できてしまいます。

安く組み立てたPCを発注し、手持ちのパーツで補間して動かすなど、パソコンを分かっている人が利用するためのものなのですね。

逆に「パソコン工房」などのBTOメーカーは、パソコンが分からない人のためにそういったことを全て考慮して構成を組んでくれているのです。

まとめ:有名BTOメーカーで推奨PCを買っておけば間違いはない

基本的に、推奨PCを有名BTOメーカー各社で購入すれば性能はさほど変わりませんし、値段も言うほど変わりません。

サポートもどこもそこそこついているので、後は好みです。

いっそ、名前が好みだとか、近くに実店舗があるとかで決めてもいいです。

ただ、現在の初心者向けBTOメーカーは下の3社であるということは確かですね。

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