「REALFORCE R2」レビュー。購入1ヵ月、他製品と比較して決めた理由と使用感を紹介

2020年1月22日

REALFORCE-TKL-A-R2TLA-JPV-IV

こんにちは。Webエンジニアのマスティ(@masty_cafe)です。

キーボードが壊れたので、昔からの憧れだった東プレの「REALFORCE(リアルフォース)」を購入し、約一ヶ月が経過したのでレビューを残すことにしました。

HHKBやメカニカルキーボードなどがある中でREALFORCEを選んだ理由なども合わせて書いているのでぜひ参考にしてみてください。

結論としては、会社のキーボードもこれには変えたいレベルで良いです。

>>「REALFORCE R2」を2年使用した長期レビューもどうぞ

「R2TLA-JPV-IV」を購入

REALFORCE(上)と普通のキーボード(下)

私が購入したのは写真下の「R2TLA-JPV-IV」です。

上が元々使っていたマイクロソフト純正メンブレン式キーボードですね。正直悪くなかったというか、さすが純正でそこそこ高いだけに使いやすかったです。PS/2端子をUSBに変換して使っていることからも年季が窺えますね( ˘ω˘)

このモデルにした理由は単に以下の条件を満たすものがこれしか無かったからです。

  • かな印字有り
  • テンキーレス
  • APC機能付き

元々アイボリーを買う予定だったので良いんですが、かな印字有りの黒色モデルも欲しい人は多い気がしますね。

ちなみに、公式HPを見るとアホみたいにモデルが並んでいて悩みますが、上記のように条件を絞ると数個に限られるようになっています。さすがですね。

REALFORCEを1ヶ月使ってみた感想

こいつぁグレイトだわ……。

何より軽い。軽すぎる。そして打鍵のスコスコ感が楽しいスコスコスコスコスコ

タイピング速度もめちゃくちゃ早くなりましたね。

私の購入したREALFORCEは変荷重という、キーによって硬さが違うモデルです。例えば、親指で押すキーは重く、小指は軽くなっています。これによって指にかかる力が自然になりストレスがかかりません。

実は私はホームポジションを使っていないのですが、問題なく快適です。

会社の安物メンブレン式キーボードを使うと「重てぇ……文字が打てないし指が痛てぇ」となるので、今までキーを打つのに指にめちゃくちゃ負担かけてたんだなとちょっと衝撃でした。

正直、二度と普通のキーボード、少なくともメンブレンに戻るのは無理ですね。

メンブレン好きなんですけどね。ずっと愛用でしたし。しかし、指への負担がちょっとしんどいです。よくこんなんで一日中打ててたなって思います。

REALFORCEを購入直後は失敗したかもと感じた

正直まずったかこれって思いました。

元々メンブレン式で何年も過ごしてきたので、軽すぎるんですよね。

とはいえ、45gは重すぎて30gは軽すぎるので変荷重しか選択肢は無く、店頭で試した感じではちょうど良く感じました。

軽くて何が問題かって、キーを強く押しすぎてしまって突き指しかけるんですよね。マジ痛い。

この問題は、指をキーに対して立てて押すのではなく、指の腹でタッチするようにすることで解決しました。

今ではこの打ち方めっちゃ快適で、指にも優しくタイピング速度もめちゃくちゃ早くなっています。

元の指先を立てる打ち方は恐らく、メンブレン式が固すぎて力を入れる必要があったことと、ホームポジションを使っていないため、常に指が高めに浮いていたことが起因していると思われます。

打ち方の補正もしてくれるなんてスゴイネ!

ちなみに触り心地のぬめっとした感じも慣れなかったのですが、ほどなくして高級感ある指に吸い付く感じたまんねぇ~ってなったので無問題です。

他のキーボードとREALFORCEを比較

今流行りのHHKBとか、メカニカルキーボードとか色々あるのに、なぜREALFORCEを選んだのか。その理由について書いていきます。

HHKBとREALFORCEを比較

Happy Hacking Keyboardこと「HHKB」流行ってますよね。

いや、玄人向けすぎるでしょ。

言うほど小ささを求めていませんし、持ち運びも考えてないですし、かな打ちスタイルの私と相性悪そうですし、色々と後悔する気しかしないです。

とはいえ、気にはなってはいたので、店頭で触ってみました。

これは気持ちいいわ……。ネットでは打鍵感はREALFORCEのほうが良いというのをよく見ましたが、なかなかどうして、HHKBの打鍵感も良い感じです。

というか、メンブレンからの乗り換えならHHKBのほうが合ってるかもしれません。

ですが、上記の理由でそもそも使いこなせる気がしないので却下となりました。

Ergodox EZとREALFORCE比較

エンジニアと言えば「Ergodox EZ」が究極系ですよね。

いやいや、玄人向けすぎるでしょ。

そりゃ確かにメカニカルキーボードは気持ちよくて好きですよ。

しかも、左右分離したデザインで、全キーをカスタマイズできるというの素晴らしい。

はい。完全にオーバースペック(筆者の能力に対して的な意味で)です。

そもそもキーボードが壊れたから速攻で買い換えたいのに、こんなもの練習している余裕はありません。

メカニカルキーボードとREALFORCE比較

メカニカルキーボードと一口に言っても種類が多すぎますが、1万円ぐらいのモデル全般と考えてください。

筆者はメカニカルキーボードは結構好きです。

特に青軸が好きで、あのカチャカチャ音は脳がとろけるほど気持ちが良いですね。

ダメな理由は単純にうるさすぎです。

あまりの爆音なので通話しながら使った日には苦情必至です。

静音軸? もうそれメカニカルの意味がないじゃん(個人の感想です)。

ということで候補から外しました。

ゲーミングキーボードと比較

いや、光らせる意味なくない?

筆者は重度のゲーマーで、もちろんキーボードでもゲームをしますが、そもそも「REALFORCE」は最高級キーボード。当たり前にゲームにだって最高に相性が良いです。

APC機能もありますし、ゲーミングキーボードより優れたゲーミング機能を誇ります。

「REALFORCE」にもゲーミングモデルがあるのですが、基本的にフルキーボードになって虹色の光を自由に設定可能ぐらいの違いしかありません。

という訳で、今回はテンキーレスが欲しいので候補から外しました。

REALFORCEの種類と機能は何が必要か

REALFORCEってとにかく種類や機能が多いんですよね。

ということで、筆者が機能ごとに必要だったか何を選んだかを書いていきます。

APCは必要なのか

全然使ってません。

APC機能はどうせなら付けておくかとつけましたが、正直私には使いどころがなかったです。

ちなみにAPC機能とは、キーをどの程度まで押し込むと反応するか、キーごとに設定できる機能です。FPSゲーマーならWASDキーを浅くしておくなどが使い道になると思います。

Twitteでは高評価をよく見るので、単純に私が使いこなせるスペックを持ち合わせていないだけだと思います。

※使って1年経ちましたが、この記事を見直すまで存在を忘れてました。

キー荷重は30gと45gと変荷重どれが良いか

これは結構悩みましたが「変荷重」にしました。

実際触ってみると、45gは重たくて、30gは軽すぎて指をキーに乗せて休むと指が沈んで「あああああああああああ」とかになっちゃうので、間の変荷重にすることにしました。

変荷重とは、キーによって硬さが異なるモデルのことで、親指で押すキーは重く、小指で押すキーは軽いみたいになっています。

店頭で触ってみてもそれほど違和感はありませんし、今も特に不自由はありません。

しいて言うなら、38gのモデルとか作ってほしいですが、検討に検討を重ねた結果こうなったのでしょう。

刻印の有り無しはどちらか

私は刻印は必須で、かな打ちする人なので「かな刻印」も必要です。

HHKBやREALFORCEは刻印無しモデルが人気なんですが、私は実用重視です。

タッチタイピングはできるのですが、刻印がないと逆に意識してしまって脳が混乱し、タイピングが乱れてしまうんですよね。

刻印がいらないという人はブラックタイプが非常にかっこいいのでおすすめですよ。

静音と比較

通常モデルにしました。

理由は、音がないことの違和感に慣れるのに時間がかかりそうだったからです。

正直わりと悩んだんですが、そもそもREALFORCEって私が使っていたメンブレンに比べて静かです。

静音でも多少は音しますし、初めてのREALFORCEは自分に合いそうな方で良いかなという判断ですね。

ただちょっと気になったのが、スペースキーが結構うるさいです。他がスコスコなら、スペースキーだけスコーンスコーンって感じです。

Twitterを見ても結構不満があるようで、見ていたらスペースキーのバネを外すと解決するということなので外してみたら大分マシになりました。

残念なのは本当にここだけなので、本当に惜しいですね。

※使って1ヵ月ほど経つとこのスコーン音がバネ有りでも無くなりました。初期にだけ発生するようなので気にしなくて良さげです。

テンキーは必要か

テンキーレスにしました。

かな打ち派なこともあり、フルキーボードにしようかと思っていたんですが、それではあまりにも代わり映えしないな、と。

実際使ってみると何とかなりますし、なによりキーボードが小さくデスクのスペースを大きくとれるのはかなりの利点ですね。

もしテンキーが必要になれば、最悪テンキーだけ買えばいいかなという判断です。

あと、調査したときにテンキーレスにしなくて後悔という意見をよく見かけたというのもありますね。

まとめ:最上位に位置するキーボードだけはある

ずっと前からの憧れだったREALFORCE。

値段相応の価値はあるキーボードですね。

ゲームでもプログラミングでもブログでも、どんな場面でも末永く使っていけそうで良い感じです。

とにもかくにも指への負担ががっつり減ったのは大きいです。

キーボードの叩きすぎで腱鞘炎になる人って多いんですよね……。

ぜひ、私とともにRealforce使いになりましょう( ˘ω˘)

>>「REALFORCE R2」を2年使用した長期レビューもどうぞ

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