めちゃくちゃ今さらですが、やっとクリアしました。
クリアしたのに全然やりたりません。
本当に面白いので、まだやっていないという方に魅力をご紹介したいと思います。
Contents
今までとは違う新たなゼルダ
従来のゼルダとは少し違うゲーム性となりました。
一言で言ってしまえば広大なオープンワールドを自分の好きな順番で、好きなようにクリアしながらラスボスを目指すアクションゲームです。
道中には謎解きが無数にあったり、コレクション要素や楽しいイベントが散りばめられています。
ちなみに前作との繋がりは無いので、ゼルダ未経験の方にもオススメですよ!
ガッカリしないオープンワールド
今作の面白さはこれに尽きますね。
オープンワールドゲームって広大なのは良いんですが、行った先に何もなくてただ疲れただけっていうことが多いんですよね。そのうちファストトラベルしかせず景色にも慣れてしまうというのがいつものことでした。
めちゃくちゃ時間をかけて探索したのにイベントフラグが立ってなくて追い返されたりとかもよくあります。
しかしBotWは違います。
あそこは何かあるのかな? あります。
これって本当に凄いことで、全ての行動が無駄にならないんです。
遠くに何かを発見する → 行くと何かがある → 遠くに何かを発見する → 以後ループ
まさに辞めどきの分からない広大で自由な冒険を味わうことができます。
完成されきったレベルデザインとゲームバランス
オープンワールドのゲームは数あれど、ゲームの進行や探索までオープンになっているゲームは多くはありません。進みすぎるとフラグが立っておらず何もなかったり、レベルが適正ではなく結局順番通りにしか進めなかったりが日常茶判事です。
BotWは違います。どこから探索しても問題ありません。
それこそ開幕からすぐボスに直行したって問題ありません。そのままエンディングだって見ることができます。ストーリーも破綻しません。
プレイヤーにすべてを委ね、それでいて破綻せずにゲームが進む。本当にすごいとしか言いようがないゲームデザインです。
個性的なキャラクターとイベントの数々
私はゼルダのキャラクター達やイベントが大好きです。
BotWってキャラクターの世界観をプレイヤーに押し付けないんですよね。
普通はこのキャラクターはこういう性格で、こういう役割で貴方に絡んできますっていう製作者の意図する世界観を体験する形でゲームが進みます。
BotWでは良い意味でNPCが空気で世界観に溶け込んでいます。プレイヤーから関わらなければ彼ら背景でしかありません。
しかし、プレイヤーが関わろうとすると彼らは一人一人がとても濃い人物であることが分かります。
そして彼らはクエスト開始装置でもありません。プレイヤーが彼らに話しかけたとき既に悩みは解決済みだったということもしばしばあります。これは彼らが舞台装置ではなく、世界に存在する一人の人物であるということの証明でもあります。
このことがBotWをお使いゲームではない生きたオープンワールドゲームにしているのです。
武器が消耗品だからこその面白さ
武器が消耗品。
これは確かに不安材料でした。
日本人には合わないんじゃないかな? と。
実際は次から次へと良い武器が手に入るので、どんどん色んな武器を使ってみたくなります。珍しい武器も確保先が用意されていたりするので遠慮なく使う事ができ安心です。
私は属性剣が好きで、手に入りやすい炎の大剣で雑魚敵をバッタバッタと薙ぎ倒してました。
見たことが無い武器を手に入れたときはワクワクが止まりませんでしたよ(^ω^)
嵐や雨とかめっちゃ楽しくない?
ここよく不満点に挙げられていると思うんですが、私はめっちゃ楽しかったです。
このゲームってほぼすべての崖や壁を登ることかできるんですが、雨の時だけめちゃくちゃ登り辛くなります。
で、対処法が実質2つしか無くて、
- その場で何もせずにひたすら待つ
- 屋根があるところで火を起こして時間を飛ばす
という「待ち」を強制的に強いられるシステムになっています。
しかし、私はこれがめちゃくちゃ楽しかったです(^ω^)
雨が降ったら「雨だー! 雷だー! やべー逃げろ―!」って、雨宿りできるところを必死で探すんです。
屋根は人工物だけじゃなくて、木の下や岩のでっぱりなどでも構いません。
必死に辿り着いた屋根の下、水がしたたる服に包まれながら、薪や放置された焚き火に火をつけます。
そして雨がやむことを祈りながら、料理などを作りながら外で晩を明かすのです。
たまんなくないですか?
もう冒険って感じで、本当に最高です。
やっぱりボイスは良いね。喋るゼルダのキャラクター達は最高でした
何気に初のボイス付きゼルダです。
リンクはいつものように喋りませんが、喋らない理由まで作中で語られます。
最初はゼルダシリーズにボイスなんて要るのかって思っていました。むしろ次回作はフルボイスで欲しいですね。
癖のあるゼルダシリーズの魅力あるキャラクター達に声がつくって本当に素晴らしいことなんだな、と。
ちなみに私はリーバルとシド王子がめっちゃ好きです(^ω^)
不満点は無いの?
不満点がゼロという訳ではありません。
しかしながらこのBotWの面白さという巨大なものに比べると、不満点なんてあまりにも些細なものです。なので不満点があるから買わないなんていう選択肢は無いですね。
さて、ゼルダと言えば大きなダンジョンですが、今作にはそれはありません。
基本的には数分から数十分で解けるような小さなダンジョンが無数にあるという感じです。数個ほど大きめのダンジョンもあるのですが、旧ダンジョンの1階分あるかないかぐらいです。
ただこれは賛否両論ではあると思います。
正直言って、社会人になってくるとあの巨大で長いダンジョンはちょっとしんどいですし、今作の大きめのダンジョンもなかなか満足感があります。
※DLCでわりと大きめのダンジョンと報酬があります。
次回作への期待と懸念
正直これが一番の懸念ですよね。
今作が異常すぎるほど面白くて、これほど面白い作品の次回作なんて作れるのか? と。
次作はオープンワールドではないかもしれませんし、ガラっと変えてくる可能性も十二分にあります。
もし同じシステムであるのであれば、次回は超巨大な街などを探索してみたいですね。
ぜひ、もっと色々なフィールドを探索してみたいものです。
もっともっと語りたい!
全然語り足りないですね。
ゼルダというゲームは本当に隅々までネタ満載なんですよ。
色んなキャラクターの些細な言動や行動。
いろいろなイベントの顛末やクリア手順。
ネタバレ全開で朝まで語りたいです。
もしかするとネタバレ感想記事を別に書くかもしれません。
そんな私に絡んでみたいという方は是非、Twitterに遊びにきてください!