こんにちは。マスティ(@masty_cafe)です。
stggc先生の『じゃんげま』というゲーマー女子達のゆるふわゲーム漫画がですね。
めっちゃ面白くてですね。ぜひとも多くの人に布教したくて記事にすることにしました。
というか、Webメディア「Game*Spark」内にて全話無料公開されているので、さくっと公式に飛んで読んでみてください。
4コマなのでサクサク読めます。
はっきり言って布教さえできれば私の記事なんてどうでも良いのです。
それでも読むのに体力が必要という人は、以下の記事から一味違うこの漫画の魅力に触れてみてください。
Contents
現役ゲーマーによって描かれる一味違うゲーマー漫画
本作を簡単に説明すると、FPS大好きな女子高生2人が、部活の友達や顧問の先生達とゲーマーライフを楽しむ4コマ漫画です。
登場人物達が本当にかわいいので、彼女たちを眺めているだけでも十分面白いのですが、本作の魅力はそれだけではありません。
そんな本作の大きな魅力の1つが、現代を生きるゲーマーに刺さる絶妙なネタ選びとマニアックさです。
多くのゲーマーが出てくる商業漫画って、レトロゲームを題材にしたものがほとんどなんですよね。もしくは架空のゲームによるeSportsでの優勝を目指す系だったりします。
もちろんそれらも面白いですし、筆者もよく読むのですが、その手のものは今となっては数も多くなってきましたし、もう少しスパイスの効いたゲーマー漫画を読みたいなと感じていました。
本作『じゃんげま』は、最新のゲーム情報を取り扱ったWebメディアという媒体、そしてその読者に向けた漫画だからこそできる生々しいネタがふんだんに組み込まれているのです。
マニアックな人も、そうでない人も、すべてのゲーマーが楽しめる
前項で『じゃんげま』はマニアックだと書きましたが、もちろんただそれだけの漫画ではありません。
じゃんげまには様々なゲーマーが登場し、みんな得意なジャンルや興味が少しずつ違います。
なので、様々な価値観を持ついろんなゲーマーの視点から物語を見ることができるんですよね。
登場人物はみんな得意分野は違えど、けっして他ジャンルに対して壁を作りませんし、むしろお互いがお互いに影響されて、みんなで色々なゲームを楽しむようになっていきます。
だからこそ、主人公2人のFPSネタ、レトロゲーム、スマホアプリ、ボードゲームetcetc……。そんな色んなゲームの話が分かっても、分からなくても、きっと読者に合った楽しみ方ができるのです。
リアルに居なさそうで居そう。生きたゲーマー女子達
『じゃんげま』には魅力的な登場人物たちが数多く登場します。
全員かわいいです。
ここでは少しだけ、その魅力について語っていきますね。
主人公2人はFPSゲーマー
主人公達が本当にかわいいです。かわいい。
主人公の「伊戸ろめ子」(画像左)と「永霧えいむ」(画像右)は両方ともFPSシューターですが、性格はもちろん嗜好もやや異なります。
例えば「ろめ子」はPCゲーマーのFPSシューターです。
最新ゲームはもちろん、レトロFPSまで嗜み、類まれなる身体能力と知識で物語をけん引します。
そんな彼女ですが、決して完璧超人という訳ではなく、ゲームに負けるとムキになったり、高校生らしく金欠でゲームを買うためにバイトをしていたり、楽しみなゲームの発売日に感情を抑えきれずバレないように悶えていたり、年相応のゲーマーとしての人間臭さに溢れているのが彼女の魅力なんです。
そして、そんなろめ子の先輩「えいむ」は家庭用ゲーマーのFPSシューターです。
彼女は元気ハツラツで、ギャルっぽい見た目を好む後輩大好きな女の子です。
最初こそ、ろめ子のコアなゲーム知識や謎の身体能力に振り回されますが、彼女もバリバリのFPSゲーマーです。やっと現れたFPS好きな後輩に積極的に絡んでいき、どんどん打ち解けていきます。
ろめ子と比べると、ゲームにめちゃくちゃハマってハマって楽しくて仕方がない! っていう楽しさに満ち溢れたころを思い出させてくれるキャラクターですね。
びーーー!
表情豊かに元気いっぱいに動きまわり、ゲームを楽しむことを周りにふりまくのが彼女の魅力です。
ろめ子もえいむも、一見現実離れしているようで、本当に居そうだなって思えるようなリアルな表情を見せてくるんですよね。
作者に言わされているのではない、彼女たちが1人のゲーマーとして、1人の人間として、思考し行動しているんだなって感じ取れるんです。
だからこそ彼女らは愛くるしく、「じゃんげま」という漫画は心に刺さるのでしょう。
いろんなゲームが好きな人々
じゃんげまには色々なゲームを愛するゲーマー女子達が登場します。
それぞれ得意分野は違いますが、他のジャンルに対してからっきしという訳ではなく、たとえ分からなくても理解を示し、お互いに影響しあってゲームに興じていくのです。
画像右のりょーさんは格ゲーとシューティングゲーム好き。アケコンも所有しているガチ勢であり、電子遊戯同好会の部長を務めます。
えいむとはまた違う種類の元気っ子で、「陽気」という言葉が似合う彼女は雰囲気リア充って感じですね。
画像左のまるみは幅広いゲームを嗜みオールラウンダー。おっとりした美人で料理好きという本物の完璧超人感があります。
この2人は幼馴染でよく2人でのプライベートなシーンが描かれることが多いんですが、比較的高校生らしい日常の話が多く、また2人の仲がとても良いためほっこりします。
画像右のマブちはスマホゲーム好きな小柄女子。ふわふわちょこちょこしていて非常にかわいいです。
個人的にメイン回が少ない気がするのでもっと増やしいほしいキャラ№1。
画像左のとみーはスポーツゲーム好きな体育会系女子。筋トレ好きでメガネで常識人と何気にわりと属性もりもりなキャラ。
2人ともわりと流行りのゲームもプレイしますし、1番ライト層に近いキャラクターかもしれません。
そして同好会の顧問であるオニセン(鬼塚さおり)は生粋のレトロゲーマー。アタリはともかく、オデッセイの名が出る漫画なんて初めて見ました。
この先生、作中におけるかわいさの上昇率が最強と私の中で評判で、回が進むごとにビビるほどかわいくなっていきます。マジでかわいいので見て。見て!
学園ものですからもちろん風紀委員だって出ます!
もちろん彼女もゲーマーで、ハトさん(鳩村ゆき)は少し古めのアクションゲーマーでゲーセン勢!
個人的にゲーセンにおける彼女の姿がとっても好きなんですよねー( ˘ω˘)
ここで紹介した以外にも多種多様なキャラクター達が、様々な顔を見せ、互いに影響されながら色んなゲームライフを送っていくのです。
週1更新の4コマ漫画でありながら、そのたった4コマに彼女たちの変化や魅力が詰め込まれていて、毎週彼女たちの日常を眺めるのがとても楽しみになっています。
ゲームメディア連載だからできるネタも
Webメディア連載である『じゃんげま』には、リアルイベントの話もガンガン出てきます!
例えば上記は作中で「E3」について話している場面ですね。
こういうのって大好きなんですよね。かつてゲーム雑誌に連載されていた漫画では、キャラクター達がこういったリアルイベントに参加したり、ゲームクリエイターへのインタビューを行っていたりしました。
ゲームメディアで連載している漫画特有の良さというか、リアルと連動している感がとても良いんですよね。
しかも本作はですね。なんと実際に作者がE3に行って、そのレポ漫画をじゃんげまのキャラに置き換えて描いているんです。
【漫画じゃんげま E3特別編】#1 / #2 / #3
これぞまさにWebメディアなればこそっていう感じがしますね。
まとめ:現代を生きるゲーマーにこそ見て欲しい
私が愛する『じゃんげま』は無料で見ることができます。
少しでもピンと来るものがあればぜひとも読んでみてください。
単行本は現在電子版のみ発売しており、紙はクラウドファンディングでのみ入手することができます。1巻ごとにクラファン募集しているので要チェックですね。
私は電子版に加え、クラウドファンディングで紙の1巻2巻と様々なファングッズを入手しています。2巻の最後には私の名前もあったりします。
それぐらい面白い漫画なので、ぜひとも本編を読んで「stggc」先生を応援しましょう!
「じゃんげま: DEEP SPHERE」という彼女達の夏合宿編もオススメです!